【BOTANICAL LIST】カボチャの美容効果 / PUMPKIN by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 活性系 –
「カボチャ」
■PUMPKIN EXTRACT
かぼちゃは、ウリ科カボチャ属に属している野菜で、原産地は、南北アメリカ大陸です。大きく分けて、日本かぼちゃ(東洋種)、西洋かぼちゃ(西洋種)、ペポかぼちゃの3つの品種があります。
英名は、pumpkin(パンプキン)であると一般的に知られていますが、実際に北米では、果皮がオレンジ色の種類のみがpumpkinであり、その他のかぼちゃ類は全てsquash(スクウォッシュ)と総称されています。したがって、北米で日本のかぼちゃはkabocha squash(かぼちゃ・スクウォッシュ)などと呼ばれています。
かぼちゃには、β-カロテンが多く含まれるほか、抗酸化作用があるビタミンEやビタミンCをはじめ、食物繊維、ビタミンB群、カリウムなどがバランスよく含まれています。果肉の黄色い色の元となっているのはβ-カロテンです。β-カロテンはカロテノイドといわれる天然色素のひとつで、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。
また、野菜の中でも多くのビタミンEを含みます。成人でかぼちゃを200g程度食べれば、1日に必要なビタミンEを摂れるほどです。
そして、かぼちゃ100gで1日に必要なビタミンCの約半分の量が摂れるといわれているほどです。
また、ミネラルも豊富で、カリウム、カルシウム、ナトリウム、亜鉛、鉄を多く含みます。
■PUMPKIN HISTORY…
日本かぼちゃは16世紀にポルトガル船によって九州に伝えられました。当時の人々に「カンボジア産の野菜」と伝えられ、それが転じて「かぼちゃ」になったといわれています。日本の気候に適していた日本かぼちゃは、急速に日本各地に広がりました。
一方、西洋かぼちゃは19世紀頃日本に渡来しました。アメリカから伝えられ、北海道を中心に分布しました。日本に伝わった時代が日本かぼちゃより遅かったにもかかわらず、今では日本かぼちゃよりも、西洋かぼちゃの方が流通しています。これは、食生活の洋風化や嗜好の変化によるものです。今では西洋かぼちゃが市場の9割を占めています。その中でも、最も一般的なかぼちゃは「栗かぼちゃ」です。
■PUMPKIN BEAUTY [活性系]
◎免疫力促進作用
◎便秘改善作用
◎美肌作用
◎老化抑制作用
かぼちゃに含まれているβ-カロテンは、体内でビタミンAとして働き、皮膚・粘膜を丈夫にすることで体の免疫力を高めてくれます。皮膚や粘膜は、ウイルスから体を守ってくれる大切な役割を果たしています。また、ビタミンCも豊富に含まれています。ビタミンCは、白血球の働きを強化し、自らもウイルスに攻撃する役割も果たしているため、β-カロテンとの相乗効果が期待できます。免疫力が高まることで、風邪を引きにくく、回復力の高い丈夫な体をつくることができます。
また、腸内環境を整える働きを持つ食物繊維が豊富に含まれています。便秘とは、便の水分が減り、硬くなることで、なかなか排泄ができない状態をいいます。食物繊維は、腸のぜん動運動を高め、便の排泄を促進します。
そして、非常に多くのビタミンCとビタミンEが含まれています。どちらのビタミンも、体内の細胞の酸化を防いでくれる大切な栄養素です。ビタミンCは「美容のビタミン」と呼ばれ、コラーゲン生成に不可欠な栄養素です。コラーゲンは、細胞の結合を強くすることで、皮膚などを丈夫にして肌のハリを保ちます。さらに、シミの元であるメラニン色素の生成を防ぐ働きがあるため、美肌効果が期待できます。
ビタミンEは「若返りのビタミン」といわれており、老化の原因である過酸化脂質を生成しないように活性酸素から細胞を守ります。また、老化防止作用のあるビタミンEをたっぷりと含んでいます。老化や病気の原因となる過酸化脂質の生成を防ぎ、細胞の老化を防ぐ働きをしています。
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