【BOTANICAL LIST】カブの美容効果 / TURNIP by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 活性系 –
「カブ」
■TURNIP EXTRACT
かぶは、アブラナ科アブラナ属の代表的な根菜類のひとつです。1年中出回っていますが、主に春と秋に旬を迎えます。かぶは、すずなとも呼ばれ「春の七草」のひとつに数えられています。「かぶな」「すずな」が冬の季語として古くから親しまれています。また、ロシアの民話である「大きなかぶ」は、様々な国と地域で親しまれています。
原産地は、アフガニスタン周辺から南ヨーロッパ近辺とされています。
世界中でさまざまな品種が栽培されていますが、西洋かぶはターニップ(Turnip)と呼ばれ、スープなどによく用いられています。
消化酵素のアミラーゼをはじめ、ミネラル・ビタミン・食物繊維などが多く含まれる栄養豊富な食材です。妊娠中の女性にうれしい鉄や葉酸も含んでいます。
根の部分を食べるイメージが強いかぶですが、葉にもビタミンやβカロテンなどの栄養素が多く含まれています。
■TURNIP HISTORY…
かぶの原産地は諸説ありますが、地中海沿岸と西アジアのアフガニスタン地域ではないかといわれています。中国では2000年前にはすでに食用されていて、「諸葛菜」と呼ばれることもあります。これは「三国志」に登場する「諸葛亮」の名にちなんだもので、諸葛亮は遠征の際、食糧確保のために兵士にかぶの種をまくよう指示していたそうです。なお、日本では「諸葛菜」は「オオアラセイトウ(ムラサキハナナ)」という花の別名となっています。
日本に渡来した時期は定かではありませんが、奈良時代には食べられていました。記録では「日本書紀」の持統天皇の条に栽培を奨励する作物として「蕪」という文字が登場しています。「正倉院文書」に記されている「菁菜」や、「万葉集」に出てくる「蕪菁」もかぶのことです。
江戸時代には全国各地でさまざまな種類のかぶが栽培されていて、多くの品種が誕生していました。現在もこれらの多くが地域野菜として親しまれています。日本は世界的に見て最もかぶの栽培が盛んな国のひとつとされています。
■TURNIP BEAUTY [活性系]
◎コラーゲン生成作用
◎シミ予防作用
◎皮膚代謝促進作用
◎保湿作用
かぶの根と葉両方に含まれているのがビタミンCで比較的多く含まれています。コラーゲンの生成を補助する作用があるので美容には欠かせません。また、体の酸化を防いだり、疲労回復や風邪予防にも効果的です。ビタミンCは水溶性なので定期的に摂取をすることが理想的です。
ビタミンAは特に葉の部分に多く含まれています。さらに、辛味成分イソチオシアネートにも高い抗酸化作用が認められています。抗酸化作用とは、体内で細胞が活性酸素によって酸化されるの防ぎ、体内が錆びていくのを抑えて体が老化していくのを遅らせる効果があります。このことからシミやたるみの予防など、アンチエイジングに役立ちます。
また、カルシウムも含まれ大切な骨や歯となるカルシウムは重要なミネラルです。血液凝固や心臓などの筋肉の運動にも関わる栄養素で、不足すると神経が安定しなかったり、骨粗しょう症の原因にもなります。
そして、食物繊維が多く含まれています。腸内環境と整えて便秘を改善したり、生活習慣病の予防にも食物繊維は役立ちます。
また、かぶの葉はβカロテンを非常にたくさん含んだ食材です。βカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪や粘膜・皮膚の健康維持、視力維持喉、肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
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