【BOTANICAL LIST】ゴボウの美容効果 / BURDOCK by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 抗酸化系 –
「ゴボウ」
■BURDOCK EXTRACT
キク科の二年草で、日本ではよく料理に使われています。ゴボウ茶としても飲まれています。ハーブティーでも食用としても根が使われます。6,7月に紫色の花を咲かせます。学名のArctiumは、ギリシャ語で「熊」を意味するarktosが由来です。熊のように毛深い実をつけることからきています。
古くから魔除けや守護の力があると信じられていました。 家の周りに投げることで、マイナスなエネルギーから守ってくれると言われていました。守護のインセンスに加えられていたそうです。ハーブ療法の父と呼ばれるカルペパーはゴボウの根を松の実と一緒に飲むと、粘液、膿、血痰にいいとしました。根の砂糖漬けは、肺病、結石、下痢にいいとしました。
また、デトックス効果が抜群のハーブです。浄血作用に優れているので、湿疹、腫れもの、じんましんなどの皮膚疾患に用いられています。利尿、緩下、利胆目的のためにも使われます。その他、血糖値を下げる効果もあります。
■BURDOCK HISTORY…
原産地はユーラシア大陸北部といわれています。 ゴボウと日本人のかかわりはかなり古く、薬草として中国から日本に渡り、平安中期には、宮廷の献立にごぼうの記述があるので、この頃から野菜として食べられていたようです。 長い間、野菜として栽培し日常的に食用にしているのは世界でも日本くらいと言われています。
梅雨の時期のゴボウは「新ごぼう」と呼ばれています。別名を「夏ごぼう」とも言い、成長しきる前に若採りするので、柔らかくアクが少ないのが特徴です。汚れを落とすだけで、皮付きのまま頂くこが出来るので、栄養もしっかりととれます。食物繊維やポリフェノールを多く含んでいるので、便秘やアンチエイジングにもおすすめの食材です。
ゴボウの果実を「牛蒡子(ごぼうし)」と呼び、炎症を抑える働きや、熱さましの効果があります。また、2年以上成長したゴボウの根を乾燥したものを「 牛蒡根(ごぼうこん) 」と呼び、食欲増進、発汗、利尿、咳止めなどの働きがあります。
平安時代には、ゴボウの種子は薬用として使用され、また、ゴボウの根は料理に活用されていたともあるようです。
■BURDOCK BEAUTY [抗酸化系]
◎ターンオーバー促進作用
◎コラーゲン合成作用
◎アンチエイジング作用
◎メラニン色素生成抑制
ゴボウに含まれる葉酸には新陳代謝を高める作用があることから、年齢を重ねるごとに衰えがちな肌のターンオーバーを促進し、紫外線などでダメージを受けた皮膚を健康的な肌状態へと導いてくれる効果があります。
また、ビタミンCはたんぱく質からコラーゲンを合成するのに必要不可欠な栄養素です。コラーゲンは表皮の下層に位置する「真皮」の主成分で、肌のハリや弾力を保つ働きがあります。
ビタミンCの強い抗酸化力があり、細胞を酸化から守りアンチエイジングに繋がります。
さらには抗ストレスビタミンと言われているように、ストレス時に副腎に働きかけてアドレナリンの分泌を促す作用もあり、ストレスを撃退します。ストレスも美容にとって大敵ですので、ストレスを撃退してくれるビタミンCは美容を意識するうえで、とても大切な栄養素です。そして、日焼けは皮膚のアミノ酸の一種であるチロシンが酸化され、メラニン色素に変わるのが原因です。ビタミンCの抗酸化作用はメラニン色素の生成を抑え、日焼けの予防に役立つとされます。
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