あなたの肌もきっと救ってくれる。佐賀県産東多久市産「枇杷の葉エキス」は皮膚疾患の万能薬。
2019.12.16
無農薬栽培
「枇杷の葉」農家を訪ねました
2019年12月16日。
私は、佐賀県唐津に来ておりました。
春に発売する「Botany」botanical remedy oilの試作製造と「枇杷の葉」農家を訪ねるために2度目の佐賀県入りです。
– 「Botany」botanical remedy oilとは? –
この日、JCCの方と一緒に東多久市にある枇杷農家まで向かいました。
多くの地域は高齢化し地方では多くの耕作放棄地も増え大きな社会問題になっています。
向かった東多久市にも使われていない大きなの屋敷が多く倉庫のようになってしまった家もたくさんあるようでした。
訪ねたご夫婦に連れられて、小さなバン一台ギリギリで通れる山道を15分ほど高台へ上がっていくと一面に広がる
見渡せないほどの広大な枇杷畑がありました。
あいにくその日は小雨が降っていて綺麗な有明海は見渡せなかったのですが、枇杷の木の青々とした逞しい姿が見れてほっと一安心。
イノシシに食べられてしまうから、と一面が柵に覆われた畑はあまりにも自然な状態でその栽培方法へのこだわりが見て伺えるようでした。「ここにイノシシが入るんよ。かしこいからね、塞いでもダメなの。」と柵の下の方に積まれた石の山を指差してお母さんは教えてくれました。動物もこの土地で、一緒に生きているんだなぁと感じる場面です。
無理に追い払うわけではなく傷つけることもなく知恵を絞って共存するんだそうです。
高齢のお二人でどうやってこの広大な畑を管理しているんだろう、と都心暮らしの私からは想像を絶する力仕事の多くがここにはあるんだ、と無力さを痛感します。
私たちに、できることはあるんだろうか・・・
お父さんの「青春」
お父さんにとって、青春は永遠なんだそうです。老後は1週間しかないらしいです。(笑)嬉しそうにお母さんの顔を見ながら、そう言うのです。「今できることを、懸命にやるだけだ。60年間、守って来たんだ。」と。
佐賀県の東多久の山奥に素敵な枇杷の木がなっています。生産者のお父さんとお母さんの写真を一枚。
お父さんにとって青春は永遠で老後は1週間しかないんだって。ずっと60年ここにいるんだって。嵐が来ても、台風が来てもここを守ってきたんだって。いつも2人で、頑張ってきたんだって。
この土地に枇杷がやってきたのは、ひいおじいちゃんが枇杷を作ろう!と100年前に運んできたそうで、枇杷の木ってすごく強いから消毒しなくても大丈夫らしくこれまでずっと無農薬で頑張ってきたんだ、と微笑みながらお母さんが教えてくれました。
みかんは放っておいては育つことはないし農薬もすごく必要だけど枇杷の生命力はとても高い。放っておいても、生きていくことができる。
そんな枇杷を丁寧に2人でお手当してそろそろ花も咲き始める頃にお伺いすることができました。
枇杷の葉エキスには(詳しくは下記に)抗アレルギー、アトピーへの薬効もあり、わたしも昔から枇杷のクリームをおばあちゃんから塗ってもらっていました。
枇杷の温湿布。これも中々抗炎症に優れていていいものなんですよね。ステロイド要らなくなったんですよね。
湿疹やおむつかぶれと赤ちゃんにはよくある皮膚トラブルの回復にも枇杷の葉エキスはとても役立ちます。
枇杷の葉エキスは
「アレルギー・アトピーの特効薬」
これえあれば医者いらずというくらい万能だそうです。
■アレルギー・アトピー
■虫さされ
■おむつかぶれ
■湿疹
■帯状疱疹
■あせも
■胃のもたれ
■口内炎
■歯痛
■虫歯初期
■歯茎の腫れ
■歯槽膿漏
■のどの痛み
■せき
■内臓の痛みや炎症等
■水虫
■切傷
■やけど
■打ち身
■捻挫
■腫れ
■消毒
■切り傷
■止血
自然の薬って、凄いですね。
佐賀県 東多市には枇杷畑 50万平米ほどあったらしく今は佐賀枇杷と言います。
高齢化した結果、管理が行き届かず、耕作放棄地となって縮小気味で減ってきてしまったと言います。昔は13段ほどの段畑が続いていたそう。晴れていたら綺麗に有明海まで見渡せるんだと言います。
枇杷は冬にかけて2月頃花が咲いて6月に実ができる。「5月の末くらいにまたおいで」、と言って下さいました。
お父さんとお母さんが作ってくれた枇杷の老いた葉をいっぱいを集めて1月に漬け込みを始めるBotany 〈BIWA-NO-HA OIL〉。一つ一つ丁寧に手摘みされた「葉っぱ」をいただきます。
また、この空気を吸いにこれるかな・・・5月下旬に枇杷の実をとるそうなのですがこの花の蕾でも2-3個しか生き残らないそうです。
視察の間もお父さんは黙々と花の蕾を摘花して実がなりやすいように調整していました。上に木が伸びすぎると二人の年齢では収穫が困難になるため上の方の枝を切り横に伸びるように調整したりして。
その細かい作業は、誰も手伝えないそうで「何かお手伝いできることありますか?」と訪ねると「お嬢ちゃんには何もできないかもね。」と寂しそうに笑うのです。
自然の前では、無力ですね。悲しいけど、これが現実です。私が農家になって救えることなんて限られているんです。違う方法で、救うならまだしも。改めて「地方支援ってなんだ?」を深く考えさせられた1日でした。
実の収穫もほとんどがグチャッと潰れて出荷できないくらい柔らかい果実ができるそうです。
生まれても、全ては食べてもらえない。その潰れた実も種も使えたらいいのになって・・・そう思うだけで本当に知識不足で、身に沁みる想いです。この花一の集まり一つで30個くらいできるはずなのに。無農薬でできる果物って、すごく少ないのです。
「枇杷の葉」を使用した
オイル、ハーブティ、タンチュメールの開発
今、私ができることは「伝えること」ただ、それだけ。お二人が大切に60年育てて来た枇杷の葉っぱをお裾分け頂きこれでオイルやハーブティ、タンチュメールを作ります。
何よりもお父さんの青春がいつまでも続くといいな。いつまでも、続くといいな。
たくさんのみかんのお土産ありがとうございました。また来年くるね、それまでお元気で。
「枇杷の葉療法」とは?
「研の体と心がよみがえる ビワの葉自然療法。」と言う東城百合子先生監修・望月先生著の書籍があり私もその本を手に取ったことで「枇杷の葉」の魅力を知りました。
「ビワの葉療法のすべて」と言う神谷先生著の書籍もまた大変参考になります。
■びわの葉を直接患部に貼る
色の濃い古い葉を使用します。これを患部に当てて貼っておくと体温によりびわの葉が温められ少しずつ皮膚へ浸透し、痛みや腫れがひきます。体温で葉がすぐにバリバリになるので葉の上にラップや油紙を貼っておくとより効果的です。
■びわの葉湯
枇杷葉湯(びわようとう)ともびわの葉茶のことでびわの葉を煎じて飲む方法です。
咳、痰きり、気管支炎など呼吸器の弱い人や整腸作用があるので胃腸の弱い人にも効果があり腎臓の弱い人には、利尿作用を発揮して尿の出をよくしむくみを改善します。
■びわの葉エキス(びわの葉酒)
この方法は、びわの葉が手に入りにくい地方の方や季節にも左右されなくいつでも利用できるので作っておくととても便利です。
このエキスは飲んでも貼っても効果が高く飲むときは、薄めて飲みます。
(Botanyは、浸出基材がアルコールではなく有機の米ぬかオイルになるため飲む・・・と言うよりは塗って使用します)
皮膚病やかぶれ、切り傷、虫刺され、にきび、肌荒れ、打撲、捻挫、腰痛、肩こり、鞭打ちなどには塗布し口内炎、歯槽膿漏、喉の痛み、風邪には、うがいで使ったり薄めて飲みます。水虫にも塗布すると効果あります。
■びわの化粧水
びわの葉を使った化粧水です。アトピーやシミなどにも効果的で男性の髭剃りあとにも使用できます。
■びわの葉風呂
びわの葉を煮出して、その煮出し湯を葉と一緒に風呂に入れます。お湯がとても柔らかくなり温泉に入ったように体の芯から温まり、湯冷めしにくいので冷え性の人には特にお勧めです。
アトピーや皮膚病にも効果が高く疲労回復に役立ちます。
など、様々な自然療法ケアが「枇杷の葉」には存在し、受け継がれています。
この枇杷の葉エキスについては「皮膚疾患」に悩む方より多くの口コミも寄せられています。
痒い、ヒリヒリ、接触皮膚炎等、もうステロイドは付けられません。
ステロイド以外、いろいろな薬を試しましたが、なかなか合うものがなく「びわ葉エキス」にたどり着きました。毎日数回、患部に塗ります。特にお風呂上がりは効果的。
びわ茶ビワ葉エキスの相乗効果でお肌の調子が良いですよ。
使用後2週間、お陰様で、乾癬の様な皮膚炎は治って来ました。毎日激痒かったのも収まっています。
ステロイド何年塗ってもよくならず、塗り過ぎてステロイド皮膚炎に。脱ステやる人にビワ葉エキスとても良いです。
効き目はゆるやかでも副作用がないのがいい。びわ葉エキス、凄いです。※ネットでよく販売されているものは無農薬・自然栽培の枇杷の葉は少なく、溶剤はアルコールでの抽出の為、塗った時に傷口がかなり沁みます。耐えられるなら・・・私はオイル抽出派なので、痛みはありません。ただ、アルコールとオイルでは浸出できる栄養素が異なる為、同じものとは言い難いのでそれらを理解した上でご使用ください。
「植物エキス」って何?
植物エキスは、多種多様な有効成分を含んでおり、水やエタノールやBGなどの溶媒=溶剤(物質を溶かす液体)で抽出して得られますが、同じ植物であっても、植物の部位(葉・花・芽・根・根皮・茎・樹皮、果実・果皮・種子・種皮・子実・全草など)、採取地、抽出溶媒、精製法などによって含有成分の種類や量が異なり、含有成分の種類や量が異なることで作用・効果の種類や強さも異なります。
■ハーブティー
=主に水溶性成分が得られる/浸出液(溶剤:水/湯+ハーブや薬草)
■「Botany」オイル
(その他のハーブ系オイル)
=主に油溶性成分が得られる/浸出油(溶剤:圧搾油+ハーブや薬草)
■チンキ
=主に水・油溶性成分などが両方得られる/浸出液(溶剤:アルコール+ハーブや薬草)※デメリット/アルコール濃度が濃いので沁みます。
これらはみんな「植物エキス」の一種です。
米ぬかオイルや、アルガンオイルなどは、基材と呼ばれ、ベースの浸出油に使用される「圧搾油」(植物油)です。
ちなみに、ホホバオイルは植物油ではなく「液状ロウ」なのでミツロウなどと同じ分類となります。
なぜ「枇杷の葉」が良いのか
びわの葉の成分としては、ブドウ糖、蔗糖、果糖、マルトース、でんぷん、デキストリン、酒石酸、クエン酸、りんご酸、アミグダリン、タンニン、サポニンなどがあり特にアミグダリン(ビタミンB17)がびわの葉の薬効の中心となる成分とされています。
オムツかぶれ改善(ウレアーゼ阻害)
抗炎症(PCA反応抑制)
抗炎症(カラゲニン足蹠浮腫抑制)
抗炎症(抗補体)
抗炎症(ヒスタミン遊離抑制)
抗酸化(SOD様)
抗酸化(過酸化脂質生成抑制)
コラーゲン保護(コラゲナーゼ阻害)
収斂
メディエーター抑制(ヒスタミン遊離抑制)※化粧品成分効能に記載されていた記述より引用
札幌鉄道病院の福島鐵雄博士は昭和2年に『皮膚を通して行う青酸療法(河野大圭禅師のビワの葉療法の紹介とその科学的研究)』という論文を発表しています。難病を抱える多くの患者が河野禅師の施療によって治癒するさまを自らの目で確認したことを報告し大阪大学でも研究が進んでいるそう。
また、昭和12年頃、大阪大学の安田寛之博士が動物実験でびわの葉エキスの血液浄化作用を実証しました。
その他にも、大阪大学医学部の小沢凱夫おざわよしお教授の下で陰茎ガンの患者をびわの葉療法のみで治療した実例があります。背筋、腹部、局所を1日3回1時間ずつ治療したところ、49週間でガン細胞は全滅し健康な組織が蘇ってきたというのです。
– 記事の引用元はこちら –
枇杷の葉は
家庭の「常備薬」でした
家庭の常備薬で、なくてはならないもののひとつに枇杷の葉エキスがあった、とお母さんは言います。びわは、その昔、お寺の境内に植えられ僧侶が枇杷の葉を使った手当をして人々の病を治してきたと言われていますが
それに納得できるほど、実にさまざまな症状に効果があり、このエキスがあるだけで殆どの怪我や不調が改善してしまうので万能薬としてもう手放せませないとほど。とくに「皮膚疾患のある部位」につけると改善される。とされ、これからこのオイルはアトピーやアレルギー、酷いニキビなどの炎症に悩む女性たちの肌で「オイル療法」として活用され、エステの現場ではこのエキスを贅沢にもマッサージオイルへと活用していくことも理にかなっているのでは、と。
これをセラピストたちに一人一人教育してより肌に合わせたオイル処方ができるよう伝えていくのが私たちの役目かもしれません。
びわ葉には雑菌、化膿菌など殺す力があるので、そのお湯を何度湧かしても臭くならずむしろお湯も柔らかくなっていく・・・不思議ですね。
「化粧品成分」を徹底的に調べました
[化粧品成分表示名称]
・ビワ葉エキス
[医薬部外品表示名称]
・ビワ葉エキス
ビワ葉エキスは抗炎症成分、美白成分にカテゴライズされています。
「鎮静タイプ」のオイルへと分類されます。
ビワ葉エキスの成分組成は抽出方法や天然成分のため国や地域および時期によって変化がありますが
糖類:ブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、デンプン、デキストリン
有機酸類:酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン、タンニンなどで構成されています
ビワの名は、葉の形が楽器の琵琶に似ていることに由来するといわれ日本にも9世紀前後に渡来したと推定されていますが日本各地に普及したのは幕末になって大果のビワが清国から長崎に伝えられてからとされています。
薬理作用としては、抗炎症作用と抗菌作用が知られています(文献3:2011)。
漢方では、止咳・止嘔の効能があり、咳や痰、鼻血、嘔吐などに用いられ、また日本漢方では食中毒や下痢にも用いられます(文献3:2011)。
また民間ではアセモや湿疹を治療するためにビワ葉の煎剤を塗布したり浴湯料としてもよく知られています。
化粧品に配合される場合は、
ヒアルロニダーゼ活性阻害による抗炎症作用
ヒスタミン遊離抑制による抗アレルギー作用
SCF発現抑制による色素沈着抑制作用
毛髪幹細胞におけるDNA損傷抑制による育毛作用および白髪抑制作用– 化粧品成分オンライン参照 –
ヒアルロニダーゼ活性阻害による
抗炎症作用とは?
皮膚において真皮に、とくにヒアルロン酸が多く肌の保水・弾力などに深く関わっていますが、通常ヒアルロン酸は産生と分解を繰り返し一定の量を保っています。
ここでヒアルロン酸を分解する酵素が「ヒアルロニダーゼ」ですが、たとえば紫外線を浴びるとヒアルロニダーゼの活性が促進され必要以上にヒアルロン酸が分解され保水力や皮膚弾力の低下につながります。
次に、以下の皮膚における炎症の仕組み図をみてほしいのですが、ヒアルロニダーゼは炎症性物質のひとつである「ヒスタミン」とも深く関わっており、ヒアルロニダーゼを抑制することはヒアルロン酸の減少だけでなく皮膚の炎症抑制にもつながります。
ヒスタミン遊離抑制による
抗アレルギー作用
ヒスタミン遊離抑制による、抗アレルギー作用に関しては前提知識として即時型アレルギーのメカニズムとヒスタミンについて解説します。
代表的な即時型アレルギーとして「じんま疹」がありじんま疹のイメージと以下の即時型アレルギーが起こるメカニズム図をみてもらうとわかりやすいと思いますが、
即時型アレルギー(じんま疹)は、真皮に存在する肥満細胞の表面で抗原(アレルゲン)と抗体(IgE)が結びつくことで「抗原抗体反応」が起こる抗原抗体反応によって肥満細胞が破れてヒスタミンなどの炎症因子が細胞外へ放出されるヒスタミンが血管の透過性を高めると血漿成分が血管外に漏出することにより、数分後に皮膚に赤みが生じ「じんま疹」が発症するこのようなプロレスを通して起こります(文献9:2002)。
もう少し詳しく解説しておくと、肥満細胞は皮膚においては真皮の毛細血管周囲くまなく分布しており肥満細胞の表面には「免疫グロブリンE(IgE抗体)」という抗体が付着しています。
IgE抗体に反応する抗原(アレルゲン)が体内に侵入すると肥満細胞の表面で抗原と抗体が結びつき抗原抗体反応が起こることによって肥満細胞内の化学伝達物質を含む顆粒が細胞外へ放出されます。
代表的な化学伝達物質のひとつが「かゆみや腫れを起こすヒスタミン」でヒスタミンは神経を刺激して「かゆみ」を起こし、また血管の透過性を高めるため血漿成分が血管壁を通して血管外へ出てその周辺の皮膚にたまって「むくみ」ができ、その結果かゆみを伴った「膨疹」がみられるようになるというメカニズムになります。
上記10種の1%生薬および植物抽出物のヒスタミン遊離抑制効果をラット由来好塩基球白血病細胞から遊離されるヒスタミンを指標とする抗アレルギー作用試験法を用いて評価したところ、以下のグラフのように、
各生薬および植物抽出物がヒスタミンの遊離を抑制することが明らかである。
また0.5%ビワ葉エキス配合軟膏を17~30歳のアトピー性皮膚炎を有する女性患者18人にそれぞれ朝夕2回2週間にわたって顔に塗布し、2週間後に改善効果を5段階(顕著、有効、やや有効、無効、悪化)で評価したところ、
ビワ葉エキスはアトピー性皮膚炎の症状改善に有効であり、塗布期間中に症状の悪化した患者は一人もいなかった。
またビワ葉エキスのみを用いてもよいが、他の9種類の植物抽出物を混合して用いることで相乗効果が期待できる。0.001%~5%の濃度範囲とすることが望ましい。
このような検証結果が明らかにされており(文献8:1998)、ビワ葉エキスにヒスタミン遊離抑制による抗アレルギー作用が認められています。
SCF発現抑制による色素沈着抑制作用
SCF発現抑制による、色素沈着抑制作用に関してはまず前提知識としてメラニン生合成のメカニズムとSCFについて解説します。
以下のメラニン生合成のメカニズム図をみてもらうとわかりやすいと思うのですが、紫外線を浴びるとまず最初に活性酸素が発生し様々な情報伝達物質(メラノサイト活性化因子)をメラノサイトで発現するレセプター(受容体)に届けることで、メラノサイト内でメラニンの生合成がはじまりユーメラニン(黒化メラニン)へと合成されます。
SCFは肝細胞増殖因子でありメラニン生合成のメカニズムでは、情報伝達物質(メラノサイト活性化因子)のひとつとして知られており、メラノサイトに存在するSCFの受容体であるc-kitレセプターに輸送され結合されることにより肥満細胞が遊走、分化・増殖しアトピー性皮膚炎が引き起こされたりメラニン合成が活性化することが明らかになっています(文献10:1996)。
– 化粧品成分オンライン参照 –
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