ニキビが全く出来なくなった理由。寝る子の「素肌」は育つ。

寝る子の「素肌」は、本当に育つ。

 

ここ最近。いえ、2、3ヶ月ほどでしょうか。

全く!と言っていいほどニキビや痒みが出ず快適な毎日を過ごせています。

 

 

 

理由は、たった一つ。毎日、22時半に布団に入っているからです!

なぜ、睡眠は肌に良いのか?

 

分かり切ってますね。そうなんです。誰もが寝ることが何よりもお肌に良いことなんて気づいているんです。

でも、投げ出せない仕事がある。

でも、逃げられない付き合いがある。

でも、捨てられない一人の時間がある。

肌に悩む人の大半は「睡眠時間」が短いこと。

もう、何度も言ってるんです。「早く寝なさい。」ってね、笑

でも終わりがないと人って頑張れないんですよね。

「いつまで早く寝ればいいの?!」と返ってくることがあるので「自分の肌に納得いくまでです!」と。笑

 

 

眠るだけで、肌は確実に良くなる。

 

どうしようもない肌荒れは、誰にだってあります。美容家としてはシンプルすぎてアドバイスになっていませんがやっぱり「早く寝て」欲しいのです。

早く寝るだけでなはく「深く寝ること」。

私がこれまで試した結果、肌のゴールデンタイム云々よりも【23時までに寝る】または【深く眠る】私はこれだけは、手を抜きません。

布団に入って横になり体を温め始めるだけでも肌の艶はかなり改善しニキビや赤みなど年齢に比例しない突発的なトラブルは確実に、減ります。

何故なら2.30代で素肌のトラブルに悩む人の大半は「ホルモンのアンバランス」から発生。

正直、それだけかもしれません。ここには大きく「睡眠」「ホルモン分泌」関わってきます。

私の場合は、

■23時までに寝る

■夜ご飯は7時までに済ませる
または食べない

■朝は7時頃まで寝てみる

まずは、これで1週間!!顔のニキビや赤みは驚くほどに引きます!!!

 

 

 

「美肌のゴールデンタイム」はない?

 

大事なのは時間帯ではなく、深い睡眠を得ることです。

 

 

 

22時~2時とされている睡眠のゴールデンタイム。

その間に肌のターンオーバーを促したり髪を美しくする成長ホルモンが分泌されるといわれている。

3時に寝たとしても眠りはじめに深い睡眠に入れさえすれば出るのです。

つまり、深い眠りにつくために

■何時までに食事を済ませるか

■誰だけ寝心地の良い寝床を作るか

■寝る前の習慣を変える

これが一番大切なんですね。早く眠れない人は、ゆっくり起きるだけでもいい。

5時間睡眠でも、深く寝て朝起きても疲れている、という現象を体感的に減らすことです。

小さな努力ですが、肌はそれだけで、変わるわけで。

 

「睡眠」と「ホルモン」の関係

 

睡眠と同時に成長ホルモン、プロラクチン、副腎皮質ホルモン性腺刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどの分泌が高まることが分かっていますね。

 

– 画像引用 –

 

寝るだけでこれだけ発生しているんです!睡眠に関与する代表的な生体ホルモンとしては次の3つ。

 

 

 

 

■成長ホルモン…

寝る子は育つ睡眠に関する働き脳の下垂体から分泌される。主に肝臓に働きかけ骨や筋肉・内臓器官の発育に関わっている。肌にハリと潤いを与える大切なホルモン!肌代謝を高め、シミやニキビ跡の改善にも。
コラーゲンやエラスチンの生成も高まりハリも。

入眠直後の深いノンレム睡眠中に多く分泌される。

睡眠レベルラインが最高レベルに上がりきると成長ホルモンの分泌が始まりますね、

この成長ホルモンは大人の場合は傷を負った細胞の修復に欠かせない全身に働く下垂体ホルモンなんです!

 

 

 

■メラトニン…

睡眠促進、睡眠に関する働き脳の松果体から分泌される。生体リズムを調節する。
性腺を抑制し、眠るための準備として深部体温を低下させる。
夕方暗くなる頃から分泌され身体に眠りの準備をさせる。

メラトニンを分泌するのは脳の松果体と呼ばれている部分です。

松果体は網膜が受ける光の量のデータをもとにメラトニンの分泌量を決定します。

体のメカニズムはすごいですね。

目に入る光の量が減るとそれを感知した松果体がメラトニンを分泌。

メラトニンが分泌されることでカラダはそれを察知し周囲が暗くなってきたことを知るというメカニズム。

なので、万年夜更かししてる人はこのメラトニン分泌が狂ってきてるので夜眠りたくても、眠れないわけです。

「寝ることに訓練が必要」な人もいるんですよ!

 

 

 

 

■コルチゾール…

覚醒準備睡眠に関する働き副腎皮質から分泌される。代謝促進作用がある。ストレスを測定する指標となる。このコルチゾールは、ストレスが多い人ほど多く作られているためホルモンの原材料であるコレステロールなどを大量に消費。

それにより、その他のホルモンが激減。特に同じ副腎皮質から発生する副腎皮質ホルモンすなわち「天然ステロイド」が低下して特にアトピーアレルギーの人はこれに苦しむことになります。

 

 

 

 

コルチゾールは免疫物質を作る副腎皮質ホルモンなのでとっても大切なんですが多すぎると困ることも。

起床後の大量分泌の現象は日中に襲ってくるストレスに対処するためで起床時コルチゾール反(CAR)と呼びストレス状態をよく反映する反応として最近、注目を集めているのですね。

 

日中のコルチゾール多量分泌は危険!

 

ストレス源であるストレッサーの刺激を受けると脳の視床下部が「ストレスに対処せよ」という指令を副腎へ発信します。これに、大きく反応する度合いが高い人ほどストレスを受けやすい人です。

つまり「ストレッサーに対し反応が強くストレス反応を起こしやすい」過敏で気にしやすい人の特徴です。

そんな人は、赤みも強くニキビも炎症しやすいので肌を見て性格がわかることもあります。

 

 

 

 

 

「ストレスを減らしなさい」=「気にするな」と言うこと。

肌荒れを気にしている人の多くは「気にしすぎて触っていたり潰していたり」精神面が大きく影響しています。

ストレスを受けて副腎皮質がコルチゾール副腎髄質がアドレナリンというストレスホルモンを分泌しますね。するとドキドキと動悸が速くなり血圧が上昇。脳や筋肉に糖を送り込み臨戦態勢を整えていきます!

 

 

 

 

慢性的なストレスによってコルチゾールなどのストレスホルモンが過剰分泌になり自律神経系や内分泌系へ悪影響を及ぼし始めます。ひいては口内炎、耳鳴り不眠、高血圧、自立神経失調症、円形脱毛症
胃かいよう、心筋梗塞などをひき起こす危険性も。まだニキビなんて可愛いものです。

ニキビや赤み、痒みなどは血液やホルモンのトラブルをまずは疑いたいところ。

四六時中の臨戦態勢では身も心もグタグタになってしまいますね。

ストレスって、目に見えないからこそ怖いんです。

特に「眠らないストレス」は細胞代謝ができない、免疫物質も作れないつまり、体にとっては危機的状況。

 

 

「眠るだけ」でストレスにも強くなる。

 

コルチゾールの分泌を抑える深い眠りがストレスに負けない心身を生み出すしてくれる。

うるさい上司から逃げられなくても苦手な友人を遠ざけられなくても「辛い時こそ、夜更かしせずに早く寝るだけ」大切なお肌やその他の臓器に負担をかけずに済むわけです。

コルチゾールの分泌が少しでも治るだけでどれだけ辛くってもお肌まだ荒れて、悲しくなることはないですよ。

 

 

 

自分で自分をコントロールする。

 

最近、セルフプロデュース術とかも何だか流行っていますがその前に、自己コントロールしてほしい。

私も課題なんですがね。自分を知る、自分を操るって実は1番難しいことなんです。

そんな中でも1番簡単にできることは

「明日には気にしない」

「たまに諦めて寝る」

「とりあえず手を抜く」です!笑

スキンケアの基本は、体のコントロールから成り立ちます。

血液まで考えてあなたはスキンケア出来ていますか?オーガニックコスメはあなたの肌と心をサポートしてくれるけどその土台は、あなたが作るもの。そして、一人で頑張れないときに寄り添って一緒に作るのが、私たちセラピストのお仕事ですから。

 

この前の記事にも書いたけれど

 

辛い時こそ体と心を同時に傷つけたらダメなんです。もっと、取り返しのつかないことが起きてしまいます。

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私は辛い時こそ体に良いものを食べる、または何も食べないでさっさと寝るようにしています。

娘ちゃんにも「ごめんね、今日は先寝るよ」と家事もほっぽり出して。笑

すると娘は「まま、おつかれなのね〜」と頭をポンポンしてくれます。笑

辛いときは、辛い!言ってみるもんですね。そう思うと娘ちゃんと私はいいコンビかもしれません。

肌のことを想うならまずは、体全体のことを想ってください。ホリスティックビューティの基本です。

化粧品でどうにかできる事は限りがあります。必ず、肌という名の臓器トラブルは生活習慣からやってきますからね。一緒に見直していきましょうね。

 

 

 

Makoto Sakata

一般社団法人 日本オーガニック ビューティセラピスト協会 代表理事 ORGANIC MOTHER LIFE サロンオーナー オーガニックビューティセラピスト...

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