ニキビに寄り添う植物オイル
ニキビに寄り添う植物オイル
「オイル=ニキビができる」という
先入観がある人は多いと思います。
逆に、ニキビを予防するために
有効なオイルは沢山あります。
ニキビができたからって
やたらアルコールたっぷり配合の化粧品なんて
使わないでくださいね
まず、ニキビは炎症を穏やかにしてあげることが前提です。
お肌を活性させるよりも
まず鎮静させてあげる必要がある
ということですね。
とっても大切なオイルの選び方とは?
オーガニックオイルなら
なんでも良いわけではありません。
肌状態や、なりたい肌目標で、使うべきオイルを選ばなければなりません。
1、脂肪酸の組成から考えること。
その選定基準は『オレイン酸』含有量です。
オレイン酸は私たちが分泌する皮脂を構成する主要な脂肪酸の1つ
つまり
肌と最も似ている脂肪酸です。
なぜ、ニキビにオイル美容は合わないと、言われるのかというと
実はニキビの一因であるアクネ菌は、オレイン酸に限らず脂肪酸が好きなのです。
オレイン酸がニキビのアクネ菌のエサになりやすいのは事実のため
もしニキビが増えた感覚があるなら
オレイン酸過多を疑ってみてもいいでしょう。
オレイン酸含有量の多いオイルの場合、
違うオイルを試してみるのもいいかもしれません。
使って治れば、それが原因だし
治らなければ、他に原因があるとすぐに分かります
使ったらニキビが増えて大爆発したり
そんな事になるわけはないと思いますが…
期待してオイル美容するなら
ちゃんと学んでしたいですよね?
2、植物効能から考えること。
活性系や抗酸化系成分は少なめに。
鎮静系や調整系成分多い植物オイルを選びましょう
ただ、オイル美容を始めたばかりで
〈あれ、白ニキビ増えた?ポツポツきてる?〉と
違和感を感じたら滴数が多すぎるかもしれません。
鎮静系タイプの化粧水たっぷりにしてオイルは1プッシュ以下。
私は半プッシュがおすすめ。
水分で滑らすぐらいがちょうどいい量。
そこで私がオススメするニキビ肌に最も安全なオイルとは?
それは、ホホバオイルです。
できれば黄色い液体の未精製タイプのゴールデンホホバであれば
いうことなしです。
金色のホホバオイルは熱を加えずにじわじわ抽出されます。
つまり非加熱。
実はビタミンなどの成分は熱に弱いので熱を加えると壊れてしまうのです。
熱を加えずに抽出したホホバオイルは栄養成分がたっぷり含まれたまま。
金色のホホバオイルを使うことでニキビ跡のない
つるんとしたキレイな肌が目指せるのです。
ゴールデンホホバオイルはシムモンドシア科植物ホホバの種子を
圧搾・精製して得られる黄色の液体ロウを指します。
そう、実はこの子
〈オイル〉ではなく〈ワックス〉なんです。
脂肪酸の高級アルコールエステルで
構成されているため
本来は植物性の液体ロウ(ろうそくのロウです)に分類されますが
液体なのでオイルという言葉が使用されています。
植物オイルハンドブックによると
ホホバ種子油の脂肪酸組成はゴンド酸(不飽和脂肪酸類):71.3%
エルカ酸(不飽和脂肪酸類):13.6%
ネルボン酸(飽和脂肪酸類):1.3%
パルミチン酸(飽和脂肪酸類):1.2%
アスクレビン酸(不飽和脂肪酸類):1.1%
パルミトレイン酸(不飽和脂肪酸類):0.3%
ベヘン酸(飽和脂肪酸類):0.2%
リノール酸(不飽和脂肪酸類):0.1%
アラキジン酸(飽和脂肪酸類):0.1%
ステアリン酸(飽和脂肪酸類):0.1%
– 化粧品成分 ドットコムより –
確かに、オレイン酸フリー
主成分がゴンド酸というのが特徴的で、ベタつきはなく
サラッとした感触で皮膚への浸透性が高く
植物オイルの中では、オリーブオイルなどと比べても酸化しにくく劣化しにくいのが特徴です。
ただ、ワックスなので
私たちオーガニックビューティセラピストが提唱する〈脂肪酸スキンケア〉の理論からすると
スキンケアとして脂肪酸のサポートはあまり得意ではなく
どちらかというと
1、皮脂膜の強化
(私たちの皮脂にもワックスエステルがあります)
2、ワックスによる保湿の強化
(当然浸透しにくいものもあるので、膜になりやすい)
3、クレンジングにも最適
(量を使うクレンジングだからこそ
酸化しにくくオレイン酸の少ないオイルを)
ホホバオイルは角層内の水分の蒸発を防ぐ効果が高く
肌荒れから肌を保護したり
ニキビを改善する目的でクリームや乳液に配合されます。
だから、ニキビの保護にも最適です
私がオススメするニキビ肌向け植物調合スキンケア
乾燥によって角質も水分量が減るとバリア機能が低下するため、よりニキビの発生に拍車がかかります。
ホルモンバランスの正常化と保湿が絶対必要。
ノットドライな肌を目指しつつ、女性ホルモン優位の状況へ導くことが重要です。
だからこそ、オーガニックセラピストである私は、サロンに来たお客様にスキンケアだけでなく
食事や運動などのライフスタイル改善も必要だとお伝えし
いろんなアドバイスをしています。
ニキビケアには定番のティーツリー。
その精油を蒸留する際に一緒にとれる蒸留水です。
ティーツリーの精油には殺菌力と肌荒れをケアする作用があります。
その成分が溶け込んだ蒸留水でしっかりと保湿していきましょう。
紫根の薬効主成分は
6種類の「シコニン誘導体」と呼ばれるもので
抗炎症作用、抗菌作用、皮膚活性化作用などの効果・効能が報告されています。
皮膚の再生に働きかけ、肌をなめらかにします。
血行をよくして、シミの改善や美白につながります。
蒸留水に1.2滴垂らしてお使い下さい。
タイガーハーブこと
ツボクサ/CICAのオイル。
ツボクサから抽出された肌を再生してくれマデカソサイドという成分が配合されています。
太古からインドでは皮膚炎の治療に使用されていました。軽度の創傷治癒や火傷にもいいと言われています。
皮膚の再生力や弾力性の回復力に優れます。
殺菌、鎮静効果の高い枇杷や黒文字のホイップクリーム。
水分と油分を乳化させ、私たちの皮膚に馴染みやすい状態にする
「大豆レシチンの乳化力によって、保湿力をキープ。
硬めのテクスチャーがお好みの方は、冷蔵庫で保存すると〈ホイップバター〉のように。
緩めのテクスチャーがお好みの方は常温で保存すると〈ホイップクリーム〉のように。
化粧水やオイル、美容液を塗った一番最後にお仕上げとして重ねてください。
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どのニキビにも使える優れもの。
素材にはニキビケアには定番の精油ティーツリーラベンダーとカモミールローマンを配合しています。
ティーツリーの精油には殺菌力と肌荒れをケアする作用があります。
ラベンダーとカモミールローマンには肌の炎症を抑え、殺菌作用もあります。
夜、寝る前に、気になるニキビの上に、ポンっと多めにのせてお使い下さい。
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