【BOTANICAL LIST】黒文字の美容効果 / Lindera umbellata by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 鎮静系 –
「黒文字」
■LINDERA UMBELLATA EXTRACT
クロモジの香りに花や柑橘系の成分も含まれています。
そのため嗅ぎ始めは目が覚めるような爽やかさがありながら、甘みや複雑な余韻で奥深さを感じさせます。種類はもとより、産地や生育環境、精油の造り方によって香りが異なるのも面白い性質です。
地方によっては神木として扱われ、狩人が神様に捧げるのにクロモジに獲物を刺していたそうです。
京都の神事が地方に伝わってそのようになったのではないかと言われています。
和歌山県日高川町には「パチパチ祭り」というものがあるそうなのですが、お堂の周辺をクロモジの枝でパチパチ戦いながら五穀豊穣などを願ったということです。
■LINDERA UMBELLATA HISTORY
現代でもクロモジから作られた高級爪楊枝は、和菓子や料亭などで添えられて愛用されていますが、その歴史は古く、江戸時代から作られています。
爪楊枝の「爪」は爪先の代わりに使うものを指し物の先端が源語となっています。
次第にクロモジの枝で作った爪楊枝の事を黒文字と呼ぶようになりました。
クロモジの樹皮には芳香性のある精油成分が含まれていて、精油成分の中には殺菌効果もあり衛生的にも良いということから、樹皮を付けたままのクロモジの枝を爪楊枝に加工し重用してきました。
クロモジは、その佳い香りから、かつて(明治の中頃)は香料として欧州方面へ輸出していました。
この香りは日本独特の香料のため、石鹸、香水、化粧品の香料に賞用されていたようです。
産地である伊豆方面では最盛期に採油場が20カ所もありましたが、それだけの量を採油しても原料が不足するようなこともなかったといいます。
原料の豊富さと、萌芽力の強さがクロモジ資源の特徴といえます。
採油には、2~3年目の枝葉がもっとも適しており、あまり太くなると材の部分が増えるので採油効率が落ちてしまうようです。
またクロモジの材は軽く緻密なので、洋傘の柄にも利用されていたようです。
■ LINDERA UMBELLATA [調整系]
◎抗炎症作用
◎抗菌作用
◎鎮静作用
◎保湿作用リナロール:リナロールの作用として挙げられているのは、鎮静、抗不安、抗菌、抗炎症作用などです。
クロモジには、抗菌や消炎作用があり、胃腸の不調や皮膚トラブルを緩和することで知られています。また、急性胃腸炎や下痢などにも効果があります。クロモジの枝葉は刻んで入浴剤にすると、神経痛、リウマチ、肩こり、腰痛に加え、体を温める作用もあるので、冷え症や湿疹、子どもの皮膚のただれにもよいといわれています。
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