【BOTANICAL LIST】ローズヒップの美容効果 / ROSE HIP by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 抗酸化系 –
「ローズヒップ」
■ROSE HIP EXTRACT
ローズヒップとは、ハーブの一種であり、バラ科バラ属の果実の総称です。
「ビタミンCの爆弾」と呼ばれる程ビタミンCを豊富に含んでおり、その量はレモンの約20倍にも及びます。
肌への効果としては、皮膚の保護バリア強化を助けるビタミンEやβカロテンなどの抗酸化物質が含まれており、小ジワや表情ジワを目立たなくするのに役立ちます。
また、リノール酸(必須脂肪酸の一種)が豊富に含まれ、リノール酸はオレイン酸よりもサラッと軽いため、肌に吸収されやすい性質があります。その為毛穴を詰まらせにくく、ニキビ肌に適しています。ニキビ肌の人の皮脂はリノール酸が極端に不足し、オレイン酸の方が多い傾向があります。
リノール酸は、皮脂の分泌を抑え、肌の自然な角質除去を促進してニキビの抑制に働きかけます。また、抗炎症作用もあり、ニキビによる赤みや炎症を和らげる効果があります。
肌の水分量を増やし、しっとり柔らかな手触りの肌をもたらします。特にお風呂やシャワーの直後に塗ると、乾燥肌や湿疹のように肌バリアが乱れている状態を緩和します。
βカロテンやリノール酸は、傷跡を目立たなくする効果もあります。この2つの成分はコラーゲン生成を促進し、肌のターンオーバーを早め、ダメージの修復と予防に役立ちます。さらに、リノール酸は特定の傷跡の色素沈着を抑える効果があり、ローズヒップオイルは手術後の傷跡の質感、紅斑(こうはん。血管の拡張によって皮膚が赤くなった状態)、変色を改善するという研究結果が報告されています。
色素沈着を緩和する効果もあり、日焼けをはじめ、服薬やホルモンの変化などが原因でシミができてしまった方には、肌色を均一に整えるローズヒップオイルの効果が期待できそうです。皮膚細胞のターンオーバーを促進し、天然の角質除去効果でくすんだ肌を明るく見せ、毛穴を引き締める収れん作用もあります。
■ROSE HIP HISTORY…
ローズヒップ(学名:Rosa Aff.Rubiginosa)の木は、アンデス山脈附近の山岳地帯に生息しています。白とピンクの花を咲かせ、これが後にバラの実=ローズヒップになります。実の赤色は老化などを防いでくれるカロチノイドの色です。そのためオイルは金色のような赤みがかった色になります。実の70%が種子で、そこからオイルが抽出されます。乾燥させ砕かれた後に、低温圧搾法で製造された未精製のものがいいとされてます。
古くからアメリカ先住民をはじめ、切り傷ややけどの治療に使われてきました。チリではしわの防止やシミの改善に使われています。治癒力に定評があり、近年ではツヤ肌作りに欠かせない成分として注目を集めています。
■ ROSE HIP [抗酸化系]
◎皮膚再生作用
◎皮膚軟化作用
◎創傷治癒作用
◎抗炎症作用必須脂肪酸(リノール酸、αリノレン酸)、オレイン酸を豊富に含みます。
ビタミンA・D・B・C、クエン酸なども多く含みます。特にビタミンCの含有量が豊富です。
多価不飽和脂肪酸がメインのオイルのため、非常に酸化しやすいので注意が必要です。遮光瓶に入れ、冷暗所での保管がおすすめです。ビタミンF(=リノール酸、リノレイン酸、アラキドン酸):皮脂の合成に必要不可欠なビタミンで、脂溶性の必須不飽和脂肪酸です。体内で炎症が発生した時などに生成されるエイコサノイド(生理活性物質)の材料になり、炎症を抑えたり惹起したりする働きやメラニン生成抑制作用(シミ改善、美白効果)も明らかである、という研究結果も出ています。
オレイン酸:オレイン酸は人の皮脂の41%を占める成分であるため、非常に肌なじみがよく、保湿作用があると言われています。肌にたっぷりのうるおいを与えることで、 乾燥によるエイジングサインを目立たなくする効果が期待できます。
ビタミンC:外的ダメージから肌を守り、ハリを与え、表面を滑らかに整え、健やかに保ちます。紫外線によるシミや、乾燥による肌のくすみ、ニキビ跡の原因である角質層にできるメラニンの生成を抑制する効果にも期待ができます。
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