【BOTANICAL LIST】チャボトケイソウの美容効果 / Passionflower by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 活性系 –
「チャボトケイソウ」
■PASSIONFLOWER EXTRACT
チャボトケイソウ(パッションフラワー)は、高さ10mにまで成長する硬い木質のつる植物で、長い巻きひげを巻きつく対象に巻きつけながら伸びていきます。中央に紫色の房毛をつけた白い大輪の花を咲かせ、とても美味しい実(パッションフル-ツ)を付けます。
パッションフラワーと呼ばれるようになったのは、イエズス会が花の形状にキリストの受難(パッション)を見出したことに由来しているといわれています。5本の雄しべは5つの傷を、房毛のついた花の中央は茨の冠を、5枚の花弁と5つのがくは10人の使徒を表しているといわれています。日本では、花の中央から伸びる雄しべの先が3つに分かれていて、時計の長針、短針、秒針のように見えることからトケイソウとも呼ばれています。
■PASSIONFLOWER HISTORY
パッションフラワーは北・中央・南アメリカの原産で、先住民族の間では古くから自然の精神安定剤(ナチュラルトランキライザー)として親しまれてきました。また、ヨーロッパでも植物性トランキライザー(精神安定剤)として広く知られ、不安や緊張の解消、不眠症の治療に利用されています。
パッションフラワーの葉にはアルカロイド類とフラボノイド類が含まれています。アルカロイド類は神経伝達物質の分解を阻止し、フラボノイド類は鎮静作用をもたらします。鎮静剤を常用すると、薬がないと眠れなくなってしまうことや、うつ病を誘発することがありますが、パッションフラワーは神経系をリラックスさせ、習慣性とならない鎮静作用があるのが特徴です。作用が穏やかなため、子どもや高齢者も安心して使用することができます。
歴史的には1569年、スペイン人医師・モナルデスがペルーでパッションフラワーを発見し、インディヘナ(先住民)の人々によるパッションフラワーの利用法を記録してヨーロッパへ持ち帰りました。パッションフラワーの利用法をヨーロッパで紹介すると、鎮静効果の高いハーブティーとしてすぐに普及しました。
また、メキシコのアステカインディアンからパッションフラワーの用途について学んだ、メキシコと中米を征服したスペイン人により、その後ヨーロッパでも広く栽培されるようになりました。
1800年代中頃の南米のアメリカ先住民や奴隷の間では、パッションフラワーの根の部分を強壮、葉の部分を頭痛や打撲などの痛みを緩和するために使用しており、この鎮静剤としての利用法が北アメリカにも紹介されています。
パッションフラワーの用途については、ヨーロッパ、アメリカ、カナダにおいて200年以上に渡り記録されています。ハーブ医療における長い歴史では、結腸、発疹、不眠症、モルヒネ中毒、神経痛、ノイローゼ、眼炎、痔核、発作などの研究が含まれています。
鎮痛作用については1897年に初めて臨床的に記録され、1904年には鎮痛効果に関する初めての研究が発表され、1980年代初頭には痙攣抑制作用、不安緩和、高血圧における有効性が臨床的に確認されています。
ストレスの多い現代社会においては、ストレスを緩和するハーブとして注目されています。
■ PASSIONFLOWER [活性系]
◎抗糖化作用
◎抗酸化作用
◎細胞賦活作用
◎シミ制御作用フラボノイド:フラボノイドは、各成分によって様々な特徴を持ちますが、強力な抗酸化作用を持った成分が多く存在します。
グルコシド:メラニン色素の生成を抑えるとともに、できてしまったメラニン色素を還元し色を薄くする効果とコラーゲン生成を促す効果があります。
アピゲニン:近年、抗酸化作用や抗がん作用など、様々な作用のある成分として注目を集めています。
パッションフラワーには、ポリフェノールが豊富に含まれているので、肌の酸化を防ぐ効能もあります。
酸化を防止する成分は老化を防ぎ美容にもとてもよく、女性に嬉しい効果が期待できます。
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