【BOTANICAL LIST】亜麻仁の美容効果 / LINSEED by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 調整系 –
「亜麻仁」
■LINSEED EXTRACT
亜麻仁オイルの原材料はアマ科の亜麻(学名:Linum usitatissimum)という一年草の種子です。
亜麻の種子のことを亜麻仁といい、これを粉砕・圧搾して取り出された油が亜麻仁オイルです。アマは7000年前には栽培されていたと言われていて、栽培される植物の中では最も歴史のあるものの一つです。学名のLinumはラテン語どアマを表し、そこから英語のLinen(=亜麻布)という言葉に発展しました。 学名のusitatissimumの部分は、「大変有用な」という意味のラテン語です。その名のとおり、古くからアマは洋服など、様々な使い方をされていました。
また、亜麻仁オイルは別名、フラックシードオイルとも呼ばれ、亜麻の種から抽出される油です。必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれていることで、スーパーフードとして注目され続けています。
亜麻仁オイルを構成するオメガ3脂肪酸は、カラダでは作れない必須成分です。血管を保護する働きがあり、血液の流れの改善につながり、さまざまな生活習慣病の予防に役立つと言われています。
■LINSEED HISTORY…
亜麻仁の最古の歴史は古代メソポタミア文明の初期にまでさかのぼります。
この時代の古文書には既に、多くの亜麻仁の利用方法が記載されています。少し例を挙げると、ハチミツと亜麻仁を混ぜて咳止めとして使用したり、傷口に塗って止血したり、捻挫や打ち身の場所に塗って湿布のように使ったりしていたようです。
ギリシャ・ローマ時代の人々は亜麻をリネンの原料として栽培しており、その副産物として採れる亜麻仁も大いに利用していました。
ギリシャの医師ペダニウス・ディオスコリデスは、彼の著書「医薬の材料について(De Materia Medica)」の中で、亜麻仁を外科的な外傷にも内科的な病気にも効く、優秀な薬として紹介しています。
ローマの作家であり哲学者であるプリニー・ジ・エルダーの記録には、農民たちが亜麻仁を焙煎して作る甘い料理の記述がされています。
現在では主にアメリカやカナダで栽培されており、そのほとんどは種子(亜麻仁)を目的として作られています。食用の他、家畜の飼料用および木工用や機械用など、用途も様々です。食用の亜麻仁オイルはナッツの風味がありつつ甘さと苦さの混ざり合ったような味をしています。
■LINSEED BEAUTY [調整系]
◎抗炎症作用
◎血液サラサラ作用
◎抗酸化作用
◎脂質代謝改善作用
オメガ3系脂肪酸は、アレルギー性疾患を改善し、脳細胞を活性化するほか、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・高血圧などの予防に効果があると言われています。また、摂取すると体内で一部が中性脂肪の低下、血小板凝集の抑制に効果があるとされるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されます。
リグナンはポリフェノールの一種で、高い抗酸化力や抗炎症作用があります。また、リグナンには、大豆イソフラボンなどで有名な女性ホルモンに似た働きがあり、更年期障害の予防や緩和、骨粗しょう症の予防にも有効だと言われています。
食物繊維はお腹の調子を整えるほか、最近では、心臓病リスク低下、脳卒中予防にも効果的ということが分かってきました。
また、ヒポクラテスの時代に皮膚の疾患に有効と説かれていました。実際、大部分を占めるリノレン酸は乾燥肌や肌荒れに有効な成分です。
α-リノレン酸の効果は、まだまだたくさんあり現在の私たちの食生活は、リノール酸を摂りすぎてしまう傾向があります。リノール酸を摂りすぎると、体内で一部の物質が生成されすぎて、それが炎症を引き起こし、アトピーやアレルギーに繋がってしまいます。そのリノール酸からの変換を抑えるには、α-リノレン酸が必須になります。そのため、α-リノレン酸を十分に摂取することは、アトピーやアレルギーといった炎症系の症状を抑えるのにとても有効とされています。
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