【BOTANICAL LIST】エーデルワイスの美容効果 / EDELWEISS by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 抗酸化系 –
「エーデルワイス」
■EDELWEISS EXTRACT
アメリカのミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌『エーデルワイス』が使われたことで、世界中に知られることとなったエーデルワイスはもともと薬草としても多く使用されており、昔は消化器や呼吸器疾患の処方薬としても重宝されていました。さらに高原を好んで咲く花なので、その特徴を活かした抗紫外線効果もあると言われており、美容薬などにも使用されていました。日本ではなかなか馴染みのなり花かも知れませんが、その名を一躍有名にしたのはエーデルワイスの名前が曲の題名として使われたおかげかも知れません。
エーデルワイス はキク科ウスユキソウ属の花であり、多年草に属しています。生息する場所は、ヨーロッパのアルプスやヒマラヤ山脈などで、標高が高い場所で楽しむことが出来ます。花の特徴は白く、可愛らしい花で5月から6月に開花時期を迎えます。基本的に気温が高く、湿気の多い日本などには適していない植物で、高山の涼しくて乾燥している場所を好みます。その為日本ではなかなか見ることができませんが、日本にもエーデルワイスの種類を楽しめる場所もあります。ぜひ山登りの際などに仲間を探してみるのも良いでしょう。
■EDELWEISS HISTORY…
スイスの国花・エーデルワイスは、白く可憐な花をつけることから「スイスアルプスの妖精」と呼ばれています。アルプス山脈の厳しい環境にも耐えるため、固めの葉っぱと産毛のような細かい毛で覆われた茎を持つのが特徴のひとつ。
エーデルワイスは「高貴な白」という意味のドイツ語です。属名のレオントポディウムは「ライオンの足」の意で、綿毛に覆われた苞葉に由来し、種小名のアルピヌスは「高山の」という意味です。
生息地は標高1,500~3,400mほどの、ヨーロッパアルプス地帯に生息するキク科の植物です。少し赤みをおびて堅い茎の上に、2~3cmの白い星型のものをつけた姿をしています。その星型の部分は花と思われがちですが実は葉っぱで、白く毛羽立ったフェルトのような質感になっています。花は星型の中心につく粒の部分を指します。
春~初夏に花茎を伸ばしてその先端に白い綿毛に包まれた星形の花を咲かせます。実際、花びらに見えるのは葉っぱが変化したもので苞葉(ほうよう)といいます。花の本体は苞葉の中心にあるポツポツとした丸い粒のような部分です。葉や茎にも白い綿毛が生え、乾燥や強い日射しから植物を守っています。派手さはありませんが、落ち着いた美しさがあります。
かつて、エーデルワイスはアルプスにおいてごくありふれた花だったようです。しかし、牧畜や薬用に使われるようになったことで、次第に減少していきました。さらに、19世紀になると時代の思想と相まって、エーデルワイスがますます人々から愛されるようになり、産業化につながって過剰に採取されたことで、自生地は次々に消滅していきました。現在は法律で保護されていますが、野生のエーデルワイスはよほどの偶然に恵まれなければ見られないほど数が少なく、貴重な存在になっています。
■ EDELWEISS [抗酸化系]
◎抗炎症作用
◎収れん作用
◎鎮痛作用
◎保湿作用クロロゲン酸:クロロゲン酸とはポリフェノールの一種で、主にコーヒー豆やじゃがいも等に含まれる成分です。抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積を抑える効果などが知られており、糖尿病や肥満の予防のためのサプリメントなどに利用されています。
タンニン:植物界に広く存在するポリフェノールの一種です。
収れん作用を持ち、口に入れると強い渋みを感じることが特徴です。肌につけることで、毛穴を引き締める効果を持つため、化粧品などに配合されています。また、抗酸化力を持つことから、動脈硬化を防ぎ、生活習慣病予防にも効果を発揮します。ビサボラン誘導体:非常に高い抗酸化作用があります。
生息するのは高地で、太陽が近く紫外線が強かったり、朝晩で温度や湿度の変化が激しかったりするなど、厳しい環境です。土壌も石灰質のため、栄養価には富んでいるとは言い難い中で生きています。しかし、表面全体が、絡み合った白く長い綿毛に覆われていることで、厳しい環境から身を守り、たくましく咲くことができています。
見た目の可憐さと同時に非常に力強いバイタリティを併せ持っているのです。そんな優れた保護力を持つエーデルワイスは、古くから自然療法に活用され、消炎・抗炎症作用、収斂作用、鎮痛作用、鎮静作用などの効果があるとされてきました。
現在では研究により、美容・健康に役立つタンニンやフラボノイドが多く含まれていることが確認されています。美容効果が認められているエーデルワイスは、近年化粧品分野で注目されており、エーデルワイスの花のエキスを利用したスキンケア化粧品が、発売されるようになっています。
期待される効果は、収れん作用によるお肌の引き締めや、抗酸化作用によるエイジングケア効果*などです。また、角質層内部で水分やNMF(Natural Moisturizing Factor)を抱え込む働きもあるとされており、保湿成分としても使用されています。
エーデルワイスエキスは刺激が強くなく、炎症を鎮める作用などもあるので、敏感肌の人にもおすすめです。
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