「毛穴開き・毛穴の詰まり・黒ずみ毛穴を真剣に考えてみる」植物成分と オーガニックスキンケアレシピ公開。
私が見つけた
「毛穴ケア」に効果的な植物成分とオーガニックスキンケアレシピ
ここから紹介する「オーガニックスキンケアレシピ」はあくまでも私の体感に基づくレシピと
ある程度のエビデンスや実際に体感したお客様からの声を元に記載している。
5月発売の書籍
「料理をするように美しい素肌は作れるということ」でも詳しく掲載される。今日はその一部を紹介しています。
そのため、全てを鵜呑みにすることなく「自分には合わないかも?」と思ったら無理せず、辞めてほしい。
毛穴ケアの基本は「土壌を肥やし、とことん目立たなくすること」
「毛穴=穴」だからこそ抜いたり削ったり、無知識のまま触れば触るほど、毛穴は広がり、角栓は詰まり取り返しのつかないことになります。
毛穴を目立たないようにしたい。角栓がつまらないようにしたい。そう思って、オーガニックコスメやエステに辿りつく方も多いのではないでしょうか?
ORGANIC MOTHER LIFE のエステにも、多くの方が同じ悩みを持って来店しています。
私も未だに「毛穴が改善する化粧品を開発したい」とそう思うくらいに、毛穴の改善には「途方も無い時間」がかかる。これは乾燥や小じわなどの「表皮のトラブル」だけでなく「真皮層(ターンオーバー5-6年)」の戦いだからだ。深く傷ついた毛穴ケアには、それなりの「知識」と「忍耐」が必要で美容皮膚科医ですら「継続した治療をしても完治は難しい」と語るくらいだ・・・何故なら、毛穴はぽっかり動かないクレーターになるまでずっと「生きている」。
常に皮脂を分泌し排泄しようと生きているから素人の知識でその機能を止めたり、狂わせたりしてはいけないと考える。
オーガニックスキンケアの基本は肌の本来の自然治癒力や代謝機能を「一切妨げず」に改善することが大前提。
余計な成分を使用してでも「即効性だけ」を求めるならオーガニックコスメである必要はないかもしれません。「健康」を最優先したスキンケアがしたいならこの方法を是非参考にして欲しいと考えています。
毛穴ケアについても治る治らないの基準が曖昧なことがあるので私はこう思う。
毛穴改善のゴールは「多少毛穴が開いていてもザラつきもなく目立たない限りなく自然な状態に戻すこと」だ。そのために日々の意識を変えていかなくてはいけない。
日々のスキンケアや生活習慣の中に改善の糸口は確かに存在する。
「毛穴」とは何か?
私たちにとって「毛穴」とは大切な排泄器官です。
【開き毛穴】
ターンオーバーが乱れ毛穴がすり鉢状に陥没または盛り上がった状態。凹凸が影を作り目立ちやすい。
【居座り毛穴】
古い角質や過剰な皮脂が蓄積して、角栓化した状態。角栓が酸化やメラニンの沈着で黒ずむことも。
【たるみ毛穴】
ハリや弾力が失われ開いた毛穴が涙型に伸びた状態。これらがつながると、たるみジワの原因に。
毛穴が目立つ7つの原因とは?
毛穴が目立つ原因は以下の7種類あります。
1.角質のターンオーバー異常による毛穴の開き
2.皮脂分泌過剰による毛穴の開き
3.乾燥による毛穴の開き
4.毛穴周囲のメラニン沈着による毛穴の目立ち
5.いじり過ぎやにきび跡による毛穴の開き
6.たるみに伴う毛穴の開き
7.「毛」そのものによる毛穴の目立ち
それぞれについて、さらに詳しくみていくと・・・
毛穴が目立つ原因別の治療法
1.角質のターンオーバー異常による毛穴の開き
皮脂の分泌が多いと、皮脂由来の脂肪酸が原因となり、角化異常を起こし、毛穴周辺がすり鉢状に盛り上がり、毛穴が広がって見えます。
2.皮脂分泌過剰による毛穴開き
特に20~30台前半の若い世代に多くみられる毛穴の開きです。皮脂の過剰な分泌は毛穴の汚れ、黒ずみ、ざらつきなどの原因になります。また、肌のターンオーバー異常があると、毛穴から皮脂をスムーズに排出できず、周りの古い角質と混ざりあって詰まってしまい毛穴を広げてしまいます。皮脂が空気に触れて酸化すると黒く変色して毛穴の黒ずみとなります。
3.乾燥による毛穴開き
洗顔の際にごしごし擦りすぎると、お肌のバリア機能が破壊され、水分がどんどん蒸発してしまい肌が乾燥します。また、紫外線や冷房なども乾燥肌の原因となります。肌の乾燥を補うために、皮脂をたくさん出そうと体が過剰に反応し、皮脂腺が発達して毛穴が広がってしまいます。また、乾燥すると肌を守ろうとして角質が厚くなり、毛穴のまわりが異常角化して厚く盛り上がり、スリバチ状になってさらに毛穴が広がって見えます。
4.毛穴周囲のメラニン沈着による毛穴の目立ち
酸化した皮脂が刺激となり、毛穴周囲の皮膚にメラニン色素の沈着が起こり、毛穴が黒っぽくみえることがあります。
5.いじりすぎやにきび跡による毛穴開き
毛穴パックをやりすぎたり、指先で押して角栓を押し出すなどしていじり過ぎると、毛穴の入り口が広がってしまい、毛穴が開いたままの状態になってしまいます。また、開いた毛穴に細菌が入り込むと、ニキビなどの肌トラブルが生じます。ニキビの炎症が長引いた結果、毛穴に一致した小さなにきび跡が目立ち、さらに悪化するとクレーターのような凸凹肌となる場合もあります。
6.たるみに伴う毛穴開き
老化に伴って肌がたるみ、重力で肌が引っ張られて毛穴が開いて見える状態であります。特に頬やほうれい線などに多く見られ、コラーゲンやエラスチンなどが存在する真皮の弾力が失われ、その周囲の皮膚が委縮して、毛穴の落ち込みが目立つ状態です。
皮膚のたるみによって、毛穴が下に引かれ毛穴が縦長になり、水滴や涙のような形に見えるのが特徴で、指で引っ張ってたるみを引き上げると目立たなくなります。また、この縦長の毛穴と毛穴が結びつくと、しわのような帯状毛穴肌になってしまいさらに目立ちます。
7.「毛」そのものによる毛穴の目立ち
毛穴が気になるという方の肌をマイクロスコープという拡大鏡で見た場合に、かなり太い毛が生えていたり、毛穴の中に毛が詰まっていることがあります。特に眉間や鼻の毛穴に見られることが多いですが、こういう場合には、レーザー脱毛器による脱毛治療が有効です。
「不飽和遊離脂肪酸」で悪化する?
毛穴が目立つ人の皮脂中には「オレイン酸」や「パルミトレイン酸」などの不飽和遊離脂肪酸が多く含まれていて、実際に人の顔面皮膚に塗布したところキメが荒れて肌荒れを誘引したことが報告されています・・・でも、もともと人が持っている脂肪酸でもあるよね?
それはどういう意味なんでしょうか?
「不飽和脂肪酸を多く含む油脂=肌(毛穴)に悪い」とは実はあまり正しい情報ではなく、植物油全般に含まれる「オレイン酸」やマカデミアナッツオイル等に含まれる「パルミトレイン酸」これらの油脂が数%程度含まれているコスメは
むしろ、肌に良い影響を与えてくれます。
毛穴肌荒れの原因は、本当に「不飽和脂肪酸」だったのかを考えた時、どちらかというと「皮膚刺激の累積」の方がよっぽど原因になっていて、これらの脂肪酸を含むオイルを塗ったからといって毛穴が悪化していたら多くの人がオーガニックコスメで肌荒れを起こすことに。
改善しない利用=不飽和脂肪酸だ!!というのは、すごく勿体のない考え方でもっとフォーカスすべきスキンケアの間違いは山ほどあります。
まず、いずれにしても「脂肪酸が増えすぎると皮膚刺激になる」というのは有名な話で、私も常々「オイルは1-2プッシュまで」と伝えオーガニック植物オイル美容は「テカらない、浸透する量を守ること」を徹底してもらいたいのです。
脂肪酸が増えすぎると皮膚刺激になって「脂漏性皮膚炎」などの原因にもなるし、もともと持っている脂肪酸もあるので「足りない分だけ補う」ことがベスト。
化粧水や乳液を程よくたっぷり使用して、洗顔やクレンジング、紫外線吸収剤や下地・ファンデーションの「刺激」の方がよっぽど毛穴を詰まらせるし、悪化させてしまう。
高濃度の脂肪酸を肌に毎日塗りつけるなんてことは、基本的に日常生活の中ではしませんね。
「不飽和脂肪酸=毛穴を悪化させてしまう・・・」とは、あまり考えない方が良いと思っています。あくまでも、持論ですが・・・
「刺激的なスキンケア」を直さないことには何も始まらない
まずは、何よりも先に「無謀な角質ケア」を改善してほしい。気にしすぎることから起こる「余計な摩擦」や「皮膚を削るような角質ケア」をまずは卒業することです。
自然にターンオーバーできる環境を養い、クレイなどの適度な汚れの吸着や活性系植物オイルやエキスを活用した保湿+ターンオーバーの促進を地道に続け毛穴に詰まり落ち込んでしまうような。
密着度の高い下地やファンデーション、日焼け止めの使用を控えることを、私はまずはお勧めしたいのです。
程よい角質ケアには「クレイ洗顔+クレイパック」
私、オーガニックスキンケアの基本
「角栓・角質は摂るものではなく- 溜める -もの」
大切なことは「お肌のバリアを壊すことなく、汚れをしっかり落とす」こと。
できる限り洗顔は休みたいが、そういうわけにもいかない人もいるので定期的なケアとして「クレイ」は活用すべき。汚れ、皮脂、不要な角質を吸着除去し、代わりに水分とミネラルをお肌に与えるパックなのです!
クレイの【イオン交換作用】を上手く活用して、週2−3回のクレイパックケアは部分的でもいいので継続しておきましょう。
うちでも取り扱っている「クレイル」のパックの作り方を代表の大谷先生が解説してくれているよ!是非、参考にしてみてね。
その代わり無知識な角質ケアや過度な酵素洗顔など、自分の「皮脂」を取り去ったり「摩擦」を与えてしまうことで起こる「角質肥厚」を避けて、常に毛穴の周りを「柔らかい収縮性」のある状態にしておいてほしいのです。
天然クレイを特殊なマイナスイオン水で溶いたペーストなので、作りたてのクレイペーストならではの効果【イオン交換作用】をしっかりと実感できるのが特徴です。しかも2分で効果が実感できるので、忙しい現代人に最適!!
1回の使用でも毛穴の黒ずみ、角栓、くすみなどに効果を実感でき、乾燥せずみずみずしい素肌に洗い上げます。
不要な角質とともにメラニンも除去するのでワントーンクリアな素肌に。まるで美白したかのように、白くなるので驚き。
私も1週間使い続けたら、生理中のくすみやニキビがかなり緩和し〈肌が明るいね〉と褒めてもらえるほどに!!ニキビケアにも役立ちます。
冷却効果で赤みも落ち着き擦らずに、余計な皮脂や角質を吸着してくれるので乾燥さえさせなければ、効果抜群!治りも早く、傷跡にもなりにくいです。
古くなった角質はプラスの電荷を帯びているのに対しクレイはマイナスの電荷を帯びているためペーストにして肌にのせると自然と古い角質を吸着し、様々なミネラル成分や水分を与えてくれるからこそ【肌が白くなった】【ニキビの赤みが引いた】など、即効性を感じやすい粘土療法の一つが、クレイです。
– 色選びに困ったらこのセットがおすすめ –
お風呂上がりは、皮膚の角質層の水分量も非常に多い。乾燥肌の人でも、お風呂上がりだけはしっとりしているだろう。
経皮吸収率も良いタイミングなので浴室の中で「クレイパック」をすると乾きにくいので長く載せていられます。(5-15分程度)くれぐれも内側が乾いた感じがあったらすぐに洗い流しましょう。「勿体無い」とかいって放っておいては逆効果ですよ。
私やお客様が体感した
「毛穴を改善する」ためのスキンケアレシピ
STEP1、日本酒酵母エキス+ Botanyエキス
STEP 1 コメラボ/日本酒酵母エキス
酒蔵に伝わる酵母(日本酒酵母)の中から、選りすぐった奇跡の酵母<FT15>から抽出したエキスの原液です。
真皮層に浸透した時線維芽細胞の生存率が長くなることがエビデンスで証明できており、ブースター美容液として肌のハリと柔らかさへの体感があります。私も愛用しています。
STEP 2 Maison de Naturopathie /
Botany – 活性系 – 「ホーソン」HAWTHORN EXTRACT
浸透性の高い有機認証のある植物エキスの原液。日本酒酵母エキスに混ぜて使うことでより奥まで浸透していきます。出来てしまった毛穴、クレーター、シミシワのケアに活性系のホーソンエキスも混ぜてOK。
STEP2、ローズヒップオイル
オーガニックマザーライフでは、毛穴のケアには「ローズヒップオイル」を選ぶことが多い。
ローズヒップオイルはローズヒップの種から採れるオイルのこと。サラッとして肌になじみやすいのが特徴です。また、ローズヒップはビタミンCを豊富に含んでいてその量はレモンの20倍と言われているほど。
このビタミンCには、コラーゲンの生成を促進する作用があるため肌の構成成分であるヒアルロン酸やエラスチン、コラーゲンなどの劣化を抑制することができます。
真皮層のダメージをいち早く改善したいので「活性系」の代表格であるローズヒップオイルは毛穴ケアには欠かせません。肌の新陳代謝を促進してくれるので肌のターンオーバーを正常にしてくれます。
多価不飽和脂肪酸 78%
リノール酸 43.6%
α-リノレン酸 36.2%
皮膚再生作用、皮膚軟化作用、創傷治癒作用、抗炎症作用などに優れ、深く傷ついた「毛穴肌」や「クレーター肌」に効果を発揮します。
ローズヒップオイルはリノール酸が豊富なため「皮膚を再生させる作用」に優れていると言われています。怪我などの瘢痕を治癒したりしてくれたりも。皮膚の再生・代謝にも共通しますが「老化防止」にも優れています。しわを目立たなくしたり老化による皮膚の衰えを回復させる効果があります。
このローズドビオのオイルをお勧めする理由は特許取得の特別な品種のローズヒップをオーガニック栽培し、その年に収穫したものだけを一番基準の厳しい「コールドプレス法」で抽出し成分が壊れないよう未精製で配合していること。
しかも、酸化しやすいローズヒップオイルの弱点を克服しているため、抜群の美容効果(エイジングケア、ハリ、保湿など)をもちます。
なんてたって「鮮度を追求し、酸素をシャットアウトした特殊な容器」に入っているから最後の1 滴まで搾りたての新鮮さを実感いただけます。
– ローズヒップオイル/ 注目成分 –
全成分:アーモンド油、テリハボク種子油*、ホホバ種子油、ツバキ種子油、マカデミア種子油、クダモノトケイソウ種子油*、グレープフルーツ果皮油、月見草油、アルガニアスピノサ核油、トコフェロール、ティーツリー葉油、レモングラス葉油、ザクロ種子油、ハッカ油
Step3 、クレイル/クレイ
クレイとは「泥パック」、正確には「粘土」。
シリカ(ケイ素)とアルミニウムが主成分の鉱物でマイナスの電気を多く持ち、デトックス、活性酸素・静電気の除去、ケガの修復を早める、自律神経を整えるなど様々な働きをもたらしてくれます。
【クレイを使うことで得られる効果】
◎美容面(外側)での働き
・吸着作用による皮膚表面の汚れの除去
・吸収作用による体にとって不要なもの(膿や炎症など)の除去
・収れん作用による毛穴の引き締め
・瘢痕形成作用(皮膚の再生治癒力を高める)による傷跡の修復
・血行促進によるくすみケア
・ターンオーバーの正常化
・保水力を回復し水分保持能力を高める
・皮脂バランスの正常化 など
◎体調面(内面)での働き デトックス作用
・浸透圧作用
・代謝促進作用
・血行促進作用
・免疫促進作用
・静電気の中和、など
POINT 、カキエキス
「明日わたしは柿の木にのぼる」は女性のデリケートゾーンケア向けに生まれた商品だが、これらに含まれる「カキタンニン」成分がタンパク質収縮・凝固作用=収れん作用となり毛穴ケアにも役立つ。
フェミニンミスト+フェミニンオイル+フェミニンミルク(大豆レシチン乳化)で毛穴肌対策の保湿に最適です。
■その他「収れん効果/植物エキス」について
1、カキエキス(植物エキス)
柿に含まれるカキタンニンは、口に入れると強い渋味を感じますが、これはカキタンニンが舌や口腔粘膜のタンパク質と結合し、タンパク質を収縮・凝固させることに起因しており、毛穴の収れん作用があることから、主に「毛穴を引き締める目的」で化粧品などに配合されます。
2、ローズヒップエキス(植物エキス)
肉皮膚再生作用、皮膚軟化作用、創傷治癒作用、抗炎症作用などに優れ、深く傷ついた「毛穴肌」や「クレーター肌」に効果を発揮します。ローズヒップオイルはリノール酸が豊富なため、「皮膚を再生させる作用」に優れていると言われています。
3、アーティチョークエキス(植物エキス)
アーティチョークは薬用ハーブとしての歴史は古く、肝機能の促進や利胆(胆汁分泌促進)の目的で飲まれ、シナリンやシナロピクリンが働きます。外用薬としてもその活性力故に色素沈着抑制作用、抗炎症作用、毛穴引き締め作用として認められています。
「オーガニックスキンケアレシピ」をとことん学ぼう
このようなセラピスト目線で考案した「オーガニックスキンケアレシピ」は独立支援型のオーガニックセラピストスクール「コットンハウス®️」や「パートナーメンバー」の授業でもたっぷり学ぶことができます。
是非、気軽に無料見学会や相談会にお越しください。私が心を込めて対応させていただきますね。
– @LINE からでも申し込み可能 –
坂田まことへ直接ご予約・ご相談が可能です