「タマヌオイル」は自然生まれの日焼け止め?3月の紫外線ケアとアレルギー対策について語ってみました。
3月の紫外線のおはなし。
「紫外線対策は夏ではなく春から」
こんな言葉を耳にする機会もここ最近は増えて、浸透してきているように思いますね。実は3月から紫外線の量は急増。5月に入ると真夏と変わらない量が降り注ぎます。肌老化の80%は紫外線によるダメージが原因と言われています。
春は紫外線の影響を受けやすい
<季節によって変わる肌の色>
シミやソバカスの原因となるメラニンには、肌を紫外線から守る役割があります。日燒けによって肌色が濃くなっている季節よりも日焼けをしていない時期の方が紫外線の影響を受けやすく、また、特に肌が白い人はメラニンが少ないため、紫外線に弱いのです。
<うぶな肌は敏感>
紫外線の影響は日焼けしていない肌のほうが、より受けやすい状態ということですね。季節による影響が肌にあらわれるまでには時間がかかり、比較的紫外線の少ない秋~冬を経た春先の肌が、一年のうちでもっとも明るくなります。春は、紫外線量が増えてくる時期でもあり、紫外線の影響を受けやすい肌でもあるため、十分なケアが大切です。夏から対策を始めるより、紫外線が強まってくる春先からスタートすることにより、効果的に紫外線によるダメージを減らすことに繋がっていきます。
<紫外線UVAが真夏と変わらない量>
紫外線には、UVBとUVAの2種類があります。一般的に日焼けと呼ばれるものは全紫外線の約10%を占める、UVBが原因。エネルギーがとっても強く肌の表面に作用するため、赤くなったり黒くなります。一方のUVAは、紫外線の残り約90%を占めるもので、エネルギー自体はそれほど強くありませんが、肌の奥の真皮層まで到達し、ハリや弾力のもとになる細胞組織を破壊します。メラニン色素を増やしシミの原因にも。
UVBは真夏に最も多く降り注ぎますが、UVAは3月から5月の春頃から多くなります。そして、その量は真夏と変わらないほど。肌の真皮層まで届き、時間を掛けて蓄積され肌老化の原因となるUVAは春がピークですよ!
こうした理由からも、春からの紫外線対策は決して、早すぎることはないということが分かりますね。
春は紫外線の影響を受けやすい
春は肌にとって過酷な季節。最近、寒い日があったと思ったら急に暖かくなったりと、なんだかやっと春に向かっていることを感じられますね。暖かくて気持ちのいい季節。しかし季節の変わり目、実は肌にとっては、トラブルが起こりやすい季節。 ゆらぎやすさを感じていらっしゃる方も多いです。
その大きな理由はこちら。
*生活紫外線(UV-A)の増加。
3月から生活紫外線と呼ばれるUV-Aが急激に増えます。UV-Aは波長が長く、皮膚の真皮にまで入り込み、シミ、ソバカスさらにはシワを引き起こす原因に。
*寒暖差。
春は暖かい気候へ変化していく時期。そのため、私たちの体はその変化に対応しようとし、新陳代謝が活発に。ホルモンの分泌が盛んになり、皮脂や汗も増えます。
*花粉、ほこり。
花粉症に悩まされる方も多くいらっしゃいますね。花粉などのアレルゲンやほこりなどの異物は、肌にとっても刺激物質となりトラブルを引き起こします。
*新生活のストレス。
春ははじまりの季節。環境の変化によりストレスを溜めやすい時期。ストレスによって肌は過敏になり、ゆらぎやすくなります。
など、様々な原因があります。
春の肌の状態。
では、そんな過酷な季節。私たちのお肌の状態はどうなっているのでしょうか。
①肌水分量の低下
冬の乾燥した過酷な環境を過ごしたお肌は水分を十分に保っていません。そこへ紫外線が強くなってくると、より肌表面の水分は失われていきます。
②バリア機能の低下
肌水分量が低下し、紫外線が強くなり、肌が乾燥すると、角質がめくれあがってしまいます。肌のバリア機能が低下し、外部から異物や刺激物質が侵入しやすくなり敏感な状態に。
③免疫力の低下
新生活などでストレスや不安を感じると、自律神経を刺激して、免疫力が低下。免疫力が低下すると、紫外線や花粉などの刺激を受けやすくなってしまい、肌荒れの原因に。そのため、シワ、アレルギー、敏感、ニキビ、ゴワつきなどのトラブルが起こってしまうのです。
春肌対策。
春肌トラブルを引き起こさないようにするためには、基本的なスキンケアをしっかりと行うことが大切です。
*丁寧なクレンジング・洗顔
花粉のアレルゲンやほこりが肌表面に付着していますので、トラブルを防ぐためにも丁寧なクレンジング、洗顔で肌を清潔に保ちましょう。
洗い過ぎには注意!
まず、肌を清潔に保つことが重要ですが、摩擦を与えたり、洗いすぎるとバリア機能が損なわれてしまいます。余計な刺激が加わらないことを意識して、産毛でなでるように優しく洗います。熱いお湯での入浴や洗顔は避けましょう。熱いお湯ほど肌の保湿成分を奪ってしまうため、さらに乾燥を招いてしまいます。ぬるま湯がオススメ。
*しっかりとした保湿
春の肌は、水分を抱え込む保水力が弱まっています。お化粧水・芳香蒸留水でお肌の角質層にたっぷりと水分を補給した後、お肌に必要な油分(脂肪酸)を補給します。最後に天然の乳化剤で、水分と油分をしっかりと乳化させることでお肌のバリア機能を整えていきます。
サンケアスキンセラムってどんな効果?
サンケアスキンセラムは「日焼け止め化粧品」ではなく「日焼けケア美容液」です。
肌を日焼けのダメージ、紫外線による酸化や、それに伴う乾燥や炎症を少しでも植物のポジティブな効果で抑えてあげること。植物の日焼け止め効果はもちろん存在します。
ただ、石油系の化学化粧品と〈同じSPF効果〉と思うことは、すこし間違っています。しかし事実として、これらの製品を使用して実際に〈日焼け化粧品依存〉を卒業した女性は沢山います。
黒くなっても、赤くならないこと。すぐ冬になったら白くなること。日焼け化粧品の密閉感がないこと。肌が軽くて気持ちよくてサラサラなこと。夜に早くクレンジングしたいと思わなくなったこと。夕方になっても下地が浮いたりヨレたりしないこと。夜にクレンジングをしなくても眠れること。
素肌をいつも〈触れられる〉こと。肌がもっともっと、好きになれたこと。太陽が、怖くなくなったこと。そして、日焼け止め化粧品の数値に翻弄されることなく〈ナチュラルなサンケア対策〉をスキンケアでも、普段の生活の中でも意識できるようになったこと。
サンケアスキンセラムを朝晩スキンケアの仕上げとして塗って植物の抗酸化作用を身に付けることは、はみなさんが属に考える、〈日焼け止め〉としての効能ではなく〈日焼けケア美容液〉として、肌に日焼けによるダメージを残さない。そして、紫外線吸収剤による化学反応の刺激を与えない。そして、それに伴う皮膚代謝の低下やクレンジングの使用を控えるために複合的なメリットが〈美肌〉を生み出すことになります。
「サンケアスキンセラム」にはラズベリーシードオイルの他、キャロットエキス、エーデルワイスエキス、紫根エキスなど、どれも歴史的に「日焼け止めの代用品」や「美白成分」として使われてきた歴史があるものばかり。「日焼けしにくい肌作り」をお手伝いをしたい、そんな想いから誕生しました。
肌が敏感な方でも塗ることができるように、エーデルワイス花・葉エキスやカレンデュラエキスを贅沢に含みます。素肌に「水分+油分+乳化保湿」までをサポートします。私たちの皮脂膜や角質層の乳化安定を高めてくれるのです。もちろん100%植物成分。
石油系合成の「乳化剤」「防腐剤」「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」 等は一切含みません。これは、従来の「日焼け止め化粧品」ではなく「日焼けケア美容液」だからこそ落とす必要もありません。「夜も塗って眠る」ことで寝ている間にも肌の抗酸化のケアに役立ちます。
サンケア、という名前が付いているように「サンケアスキンセラム」を塗って、従来の日焼け止め化粧品のような紫外線を跳ね返すみたいな日焼け止め効果を連想するのは間違っていて日焼けしても肌にダメージが残らない。日焼け止め化粧品には、それくらい日々のスキンケアに隠れている〈石油系化粧品のあらゆる刺激と副作用〉があると言えます。
みなさんが考えるSPF入りの日焼け止め化粧品は、紫外線吸収剤や散乱剤による紫外線の無害化や跳ね返しを行うことで紫外線ダメージを減らしますが、私たちが考えるオーガニックサンケア理論は無害化や跳ね返しという方法ではなく紫外線を肌に受けた時に肌の抗酸化を手助け、水分の蒸発を防ぎ保湿し、その他の栄養素を与えることで守り、夜に洗顔が不要となり乾燥を防ぎ、そしてクレンジングを使わないことによって肌のダメージを減らすこと。
また、生分解し、環境を汚さない。あなたの肌も傷つけない。そういった〈エシカル美容〉に役立つからです。余計なものをつけずにポジティブな効果を得られるということ。
日焼け止め化粧品を止めることで、日焼け止め効果はなくなりますね。しかし、日焼け止め化粧品を塗るないことで得られるその他のポジティブなサンケア効果を私たちは肌で体感しています!!
そもそもシミやシワは紫外線だけが原因ではありません。そして、これまで多くの人がORGANIC MOTHER LIFE に来てファンデーションや日焼け止めを卒業していきました。
化学的な化粧品の効果に、肌も心も疲れきった人がこの製品達に救われてきたことを忘れないでほしい。世の中には体感の方が先で化学的根拠は後から実証されることもたくさんあるということ。目に見える数値や効果がその化粧品の全てではないということ。オーガニックコスメを愛用する人には知っていて欲しいのです。
植物が持つ様々な脂肪酸や保湿効果肌を〈育てる〉ポジティブな効果を日々、楽しんで欲しいと願っています。
目の前の数値にとらわれると本当に大切な〈スキンケアの本来の意味〉を見失ってしまいます。
日焼けをしてもシミができにくい、肌が乾燥しにくい、黒くなっても色が抜けやすい、赤くならない、などオーガニックサンケア美容液だからこそ出来ることを体感してください。
女性なら、きっとみんな、わかるはず。本来、太陽は避けるものではなく共に生きるものだってこと。
タマヌオイルの日焼け止め効果とは
ハワイを含む太平洋の島々では、古くから伝統薬として、にきび、湿疹、乾燥肌、虫刺され、切り傷、擦り傷、やけど、刺し傷などに幅広く使われてきました。
効能に関する科学的な研究も1930年代から行われており、オイルにおいては、ビタミンEなどによる抗酸化作用、カロフィロリードによる抗炎症作用などが報告されています。タマヌオイルの抗酸化作用はなんとオリーブオイルの24倍だそうです。
タマヌオイルは、低濃度(1 / 10,000、v / v)であっても、有意なUV吸収特性(300nmで最大)を示し、重要な日焼け防止因子と関連していました。
タマヌオイルはSPF約20の効果が見込めるそう。もちろんタマヌオイルを塗ったからといって、100%日焼けを防ぐことはできません。(それはどんな日焼け止めクリームでも同じです)。しかしナチュラルに紫外線対策ができるというわけですね。
タマヌオイルの効果
– 抗炎症作用 –
タマヌオイルにはかゆみの軽減や湿疹など皮膚の炎症を、改善する作用があると報告されています。また、タマヌオイルの成分である「カロフィロライド」などは抗炎症作用や抗菌作用があると報告されており、汗疹や虫刺されに有効的に作用するそう。塗布後すぐに痒みがなくなり虫刺されは数時間後に膨らみがなくなるとか。また、ニキビの改善や予防にも効果も。
– 抗酸化作用 –
肌の酸化が進むとシミやシワができたり、肌が荒れやすくなったりします。この酸化を抑えてくれるのがビタミンEなどによる抗酸化作用。タマヌオイルにはスーパービタミンEといわれる「トコトリエノール」が豊富に含まれています。肌の酸化を抑えるトコトリエノールの作用はシミやシワの改善、防止に効果的だと言えます。
– 紫外線防止作用 –
文献によるとタマヌオイルのサンプロテクションファクター(SPF)は18-22を示し皮膚に優しい日焼け止めと報告されています。表皮・真皮・皮下組織の3層すべてに浸透する能力があるとか・・・その効果は筋肉痛や神経痛にまで届くそう。緑のオイルの効果は、計り知れません。
タマヌオイルの使い方
タマヌオイルは、肌にしっとりとなじみ、テリハボクの木陰にいるかのような濃厚なナッツの香りがひろがる、やわらかなテクスチャーのオイルです。100%ピュアオイルは緑がかった黄色で濃厚なナッツの香りがします。しっかりと重みのあるオイルですが、肌によく浸透するため、ベタつかずスッとよくなじみます。
陽射しや乾燥による肌のトラブルをやわらげたり、肌にうるおいとなめらかさを与えるので、顔や全身のお肌のお手入れにお使いいただけます。南太平洋の島々で古くから薬として使われてきたように、傷跡や肌荒れ、日焼け、やけど、ニキビ、オムツかぶれなどの炎症をやわらげてくれる効果があるといわれています。
その他にも、様々な魅力がありますので、次のような使い方をしていただけます。
−UVケアとして−
タマヌオイルには天然のUV効果があるといわれています。外出前に肌につけると、日焼けを防ぐことができます。
–スキンケア用オイルとして–
保湿効果が高いので、顔や全身のお肌になじませることで、皮膚の水分・油分を保ち、乾燥による肌荒れを防ぎます。
−マッサージ用オイルとして−
タマヌオイルには血流を促し、老廃物を排出させる働きがあります。気になる部分へのマッサージに使うと、肌をひきしめ、はりとうるおいを与えます。
−髪のケア用オイルとして−
洗髪後、タオルで水分を拭いた髪全体になじませてからドライヤーで乾かすと、乾いた後もつやを保ちしっとりふんわりとまとまります。
−ブースターとして−
化粧水を付ける前にお肌に塗りこんでいただくことで、お肌を柔らかくして潤いの土台を作り、その後に使用する化粧品の浸透を助け、いつものスキンケアを底上げする効果もあり。
−クレンジングとして−
タマヌオイルは毛穴の汚れを吸着し、余分な皮脂を取り除く効果がありますので、 洗顔前にお化粧に馴染ませて軽くふき取ってから洗顔することで、肌のくすみを取り毛穴のお掃除効果をアップさせます。
–ボディオイル−
顔から爪まで全身どこにでも使えるボディオイルです。特にお肌を柔らかくして潤いを与えるので肘や膝、かかとなど、皮膚が硬くなりがちなところに最適。またマッサージオイルとして塗り込むことで血行の促進を促し、むくみ対策にもなります。
使用した感想
驚きは浸透の速さです。手の甲に付けてみるとスーと入って行きあとはさらさらとした質感。甘いスモーキーな匂いは独特ながらも気になりません。タマヌブレンドオイルは顔から、髪、爪先まで全身にご使用頂ける、万能スキンケアオイルです。
アレルギー、アトピー、ニキビなど、デリケートな肌や子供も使える安心なオイル。肌の潤いを閉じ込め、柔らかくして閉じ込めます。
また血流を促しターンオーバーを正常にさせる働きがあり、ハリと潤いのある美しい肌へ導きます。タマヌオイルには肌のダメージを強力に修復する効果があるので、ハワイなどの南国では伝統的に日焼けした後の肌や虫刺されの痕など、ダメージ肌全般に使います。
敏感肌×日焼け止め卒業セット
敏感肌×日焼け止め卒業セット (サンケアスキンセラム×タマヌオイル)
《使用法》
まずは「抗酸化作用」が高いオーガニックオイルを、真夏の素肌に「蓄積」させていこう!
タマヌオイルを1-2滴、しっかりと浸透させた上に、サンケアスキンオイルを1-2滴ほど重ねましょう。もちろん1年中、日焼け止めを塗りません。必ず間接的な日焼け対策(日傘や帽子など)は行いますが、必ず落とさなくてはいけない「紫外線吸収剤や紫外線散乱剤入りの日焼け止め」は塗らずに、「抗酸化作用」の高い植物油を角質層に蓄積させることで肌を強く育てています。
オーガニックスキンケアでは、「角質層に抗酸化成分を蓄積させる」ことで、日頃から「紫外線、可視光線、近赤外線のダメージを受けにくい状態を維持しておく」ことをお勧めしています。強い日差しのもとで育つ「植物」から抽出するオイルは、種類によっては肌を日差しから保護してくれるベストパートナーになります。ハワイを含む太平洋の島々で、古くから伝統薬として使われている別名「日焼け止めオイル」で素肌を守り抜こう!
そこに重ねるのは「サンケアスキンセラム」です!「日焼けしにくい肌作り」をお手伝いできたらいいな、と願いを込めて。
春のスキンケア、アレルギー対策を始めよう!
花粉が飛散しはじめると、なんとなく肌の調子が悪くなったり、ムズムズしたりしますね。花粉に反応を示すのは、敏感な目や鼻の粘膜だけではありません。肌に花粉がつくことで肌の調子が悪くなったり、顔や首などにかゆみや湿疹が出る「花粉症皮膚炎」になったりすることもあるのです。
タマヌオイルやヘンプオイルの抗炎症作用を利用して春のゆらぎ肌対策としてアレルギー対策をしよう!
花粉の飛散時期に起こる「花粉症皮膚炎」とは?
アレルギー症状は、目や鼻とともに皮膚の症状としても現れやすいものです。特に、もともとアトピー性皮膚炎がある場合、花粉の飛散時期は、症状が悪化しやすくなってしまいます。
通常、肌には角層による強固なバリア機能があり、花粉が付着してもブロックしてくれます。しかし、化粧品かぶれやアトピー性皮膚炎などで、肌がカサついていたりバリア機能が弱まっていると花粉を防ぎきれず、抗原抗体反応は起きやすくなります。アトピー性皮膚炎ではなくても、肌の乾燥や肌荒れが気になる方は注意が必要です
乾燥や摩擦により肌のバリア機能が壊れていると、花粉の浸透を許し、かぶれや炎症、湿疹などを引き起こす「花粉症皮膚炎」になったり、炎症まではいかなても、肌が赤くなったり、肌の調子が悪くなったりすることがあります。
スギ花粉が飛び始める1~2月。大気が乾燥しているため、肌も乾燥して肌のバリア機能が衰えやすくなります。今のうちに肌のバリア機能を立て直しておきましょう。
ターンオーバーを整えてバリア機能をUP
肌のバリア機能の維持には、表皮が重要な役割を果たしています。なかでも、表皮内にある角層はバリアの最前線。角層には肌のうるおいを蓄えておく力が備わっており、乾燥と外的刺激から肌を守っているのです。
角層で肌のうるおいを保つために重要な働きをしているのは、以下の3つです。
(1)角質細胞間脂質
主成分はセラミド。角質細胞と角質細胞の間に水分を挟み込みながら細胞同士をつなぐ
(2)天然保湿因子
アミノ酸を主成分とし、角質細胞の中にスポンジのように水分を蓄える
(3)皮脂膜
汗と皮脂が絶秒なバランスで混ざり合った“天然のクリーム”。角層を柔らかに保つ
肌が乾燥しているということは、角質細胞間脂質と天然保湿因子が不足しているということ。ふたつの物質は、皮膚が生まれ変わる過程で生産されますから、不足するのはターンオーバーの過程が上手くいっていないか、材料不足か、生産力が落ちているのか。洗い過ぎによりバリア物質が漏出し、肌内部の水分が蒸発している可能性もありますね。
肌のバリア機能を回復させるには、ターンオーバーの乱れを改善する必要があります。睡眠不足や栄養不足、ストレスもターンオーバーの乱れの要因に。これらを解消して、肌をすこやかに保ちましょう。
花粉による炎症を抑えるには
花粉による炎症を抑えるには、きちんと保湿をして肌のバリア力を補うこと。湿疹を起こしてしまって肌がヒリヒリするようなときは、水性の成分はしみたり、刺激になったりすることがあります。
アレルゲンとは
私たちの体には病原体などの異物の侵入を防いで体を守る、「免疫」というシステムがあります。体の中に異物( 抗原) が侵入してくると、体の免疫機能がそれを記憶し、次回の侵入時には速やかに排除されるよう抗体が産生されます。
通常の免疫は、ウィルスや細菌など体に害となるものに対してのみ機能し、体を守っています。
しかしアレルギーでは、体に害のない花粉などの抗原についても異物と判定し、体に何らかの症状が出てしまいます。アレルギー反応を起こすような抗原を「アレルゲン」と呼びます。
例えば、スギ花粉。アレルゲンであるスギ花粉が目や鼻・口などから体の中に侵入すると、通常では何の症状も起きません。しかし、アレルギーでは、それを異物と判定し、抗体が産生され、目からは涙を出して、鼻ではくしゃみや鼻水を出すことで、体の中から排出するよう働きます。
くしゃみや鼻水などはよく知られた症状ですが、アレルゲンが皮膚から侵入して、そのアレルゲンを排出しようと、炎症反応が起きて肌荒れとなる場合があります。アレルゲンには、花粉、ハウスダスト、ダニ、金属、薬、植物など様々な種類のものが。
季節性アレルゲン
季節ごとに起こる敏感肌、その一因となるアレルゲン。多種多様なアレルゲンですが、花粉やカビなど、毎年限られた時期に現れるものが「季節性アレルゲン」。
季節の変わり目は、気温の変化や空気の乾燥など、肌状態が不安定になり、乾燥をしたり赤みが出たりと、敏感肌になりやすいと感じる方も多いのではないでしょうか?その原因の一つとして「季節性アレルゲン」が考えられます。「季節性アレルゲン」には、カビ、ほこり、ハウスダスト、PM2.5 などがあります。
そのアレルゲンが肌に付着し、炎症などを起こすことで肌に赤みが出たり、通常のスキンケアが合わなくなるなど、普段なにもなかったはずの肌が敏感肌へと変わることも。しかし、時々肌荒れを引き起こしても、原因が分からないと正しいケアを行えません。
*ある特定の時期に肌に赤みがでる
*花粉症である
*ほおや目のまわりがカサつく
*睡眠不足
*紫外線に弱い
*ストレスが溜まりやすい
などですね。
春の敏感肌
季節の変わり目の寒暖差や、スギやヒノキなどの花粉やほこり、増加する紫外線など外的要因の他、新年度の環境の変化による疲労、ストレス等、敏感肌の原因が沢山あります。
この時期は、スキンケアを刺激の少ないものに変えてみてください。
そこでオススメなのが、抗アレルギー作用のあるヘンプオイルとタマヌオイルです。
必須脂肪酸が不足すると、お肌の細胞の生まれ変わりが正常に行われずターンオーバーが乱れます。アトピーもアレルギーもまずは「炎症を穏やかにする」こと。炎症は、基本的には外部からのウイルスなどから、身体を守るために起こります。
アレルギーの救世主「ヘンプオイル 」
必須脂肪酸”がたっぷりで、理想的バランスのエッセンシャルオイル。それが、ヘンプオイルです。ヘンプオイルは麻の実から低温圧搾法で抽出したオイルで、その特徴は80%という必須脂肪酸の比率の高さです。
必須脂肪酸は人が体内で作ることができない、健康で美しい肌づくりに重要な油分でほとんどの植物油に含まれていますが、この大切な成分を植物オイルの中で最も多く含んでいるのがヘンプオイルです。
ヘンプオイルには血行を促進し、新陳代謝を活発にするαリノレン酸が20%も含まれており、かつ希少なγリノレン酸も含んでいます。
そのため、紫外線や乾燥による刺激を受けたお肌ヘダイレクトに働きかけます。
このオイルは何よりアレルギ-誘発物質が一切入っていないので、全ての方に安心してご使用いただけます。やはり、アトピーやアレルギー体質の方はオーガニックコスメこそ注意が必要です。
太陽の光を豊富に浴び大空に向かってまっすぐ育つ【麻】は人にも環境にも優しい生命力あふれた植物です。植物は何百万種類もあると言われていますが栄養価の視点から見ると「麻の実に勝るものはない」と言われるほど麻の実は高機能・高栄養価の植物です。
公式HP ネイチャーワークス引用
お肌の保湿と再生には、必須脂肪酸である「リノール酸」と「αリノレン酸」の割合が非常に大事です。ヘンプオイルはリノール酸(オメガ6):αリノレン酸(オメガ3)の割合が3:1!非常にバランスのとれた理想的な割合なのは「ヘンプオイル」だけ。
何より注目してほしいのは、ガンマリノレン酸という成分。免疫機能や若々しさを保つ希少な「GLA」がバリア機能をぐんとアップ!ふっくらお肌に導いてくれる。ごくわずかな植物油と母乳にのみ含まれる「GLA(ガンマ・リノレン酸)」。この成分は、酸化しやすい月見草オイルやボリジオイルにも含まれています。ということは酸化しやすいオイル→効能が高い!と言えますね。それだけ様々な栄養が生きているのです。
角質層のバリア機能や表皮細胞機能の活性化、月経前症候群(PMS)症状の緩和など、様々な生体調整機能に働きかけるガンマリノレン酸。ふっくら弾力のある柔らかな肌になると共に、バリア機能が格段にアップしてトラブルが起こりにくい肌に導きます。アトピー肌・アレルギー肌に改善の効果を発揮します。
傷を癒し、改善していく。付けた時にすーーっと馴染んで消えていくほど軽い付け心地です。付けてすぐに衣服を着ないほうが服に色がつかず安心ですが、よく浸透すれば色もつかないし、人にも香らない。中には独特な青臭さを気にする人もいるかもしれないけれど私のお客様は決まって愛し好んでくださった香りです。
人間の体内では生成できない「必須脂肪酸」が理想的な配合で、たっぷり含まれることも特徴。私たちの細胞の細胞膜やホルモンの原料なのに体内では合成できない「必須脂肪酸」。食べることももちろん大事ですが、これは皮膚から与えても効果的です。
「タマヌオイル」が持つ魅惑の脂肪酸
タマヌオイルは「天然の万能薬」「森の薬局」などと言われる美容効果の非常に高い天然オイル。「ヘンプオイルの継ぐ皮膚疾患の救世主」だとずっと伝え続けてきました。
今は、リリース致しました「Botany – BIWANOHA OIL-」とnaureの「タマヌオイル」を混ぜて浴室の中で摩擦がないように塗り込むと痒みがスーッと治るので、アレルギーやアトピー性皮膚炎などのかゆみがある方には、この使い方がおすすめ。
・ビタミンA,D,E
・天然の抗生物質「カロフィロライド」
・レシチン
・スーパービタミンE「トコトリエノール」が豊富
・オリーブオイルの20倍の抗酸化力
・オレイン酸_43.7%
・リノール酸_24.6%
・パルミチン酸_14.5%
・ステアリン酸_14.3% etc
不飽和脂肪酸、飽和脂肪酸
それぞれ4種類の脂肪酸をバランスよく含みます。
乳幼児から使用できる万能美容オイル
『タマヌオイル』は国産は未だ珍しく希少価値が高い。テリハボクの種子をじっくりと絞って作られる植物オイル。皮膚疾患の民間治療薬として、切り傷や火傷、虫刺され、湿疹、乳幼児のおむつかぶれなどにも使用できます。乾燥肌、ニキビの炎症、敏感、バリア機能が弱まっている方にオススメなのです。
ヘンプオイルとタマヌオイル。ひとつ手元にあると、お守りのようにあなたを助けてくれるかもしれません。春から始める紫外線ケアそして、アレルギー対策を行なって、ナチュラルに健やかな肌を育んで朗らかな季節楽しんでいきましょうね。
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