【BOTANICAL LIST】柿の葉の美容効果 / persimmon leaves by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 活性系 –
「柿の葉」
■PERSIMMON LEAVES EXTRACT
柿は「カキノキ科」の落葉果樹です。現在では1000種を超える品種が、西日本を中心に各地で栽培されています。
5~6月頃に白や黄色の花が咲き、果実の収穫は10月~11月頃です。果皮はオレンジ色で、果肉もオレンジ色、品種によっては柿の成分により黒っぽく見えるものもあります。種は入っているものと「種なし柿」と呼ばれる種の無いものがあります。食感はシャキッとしたものからトロっとしたものまで様々です。有名な品種としては「富有」や「平核無」などが挙げられます。
日本では柿の木があるお庭を目にする機会も少なくない一般的な果物ですが、「桜が国花」「キジが国鳥」というように、実は柿は「国果」に指定されているのです。私たちに馴染み深い柿は日本を代表する果物です。
そして、柿の木につく葉は、楕円形~先が尖った卵型で長さは8~15cmほどです。表面にはツヤがあり、葉の縁に鋸歯(きょし)はみられません。葉には長さ1cmほどの太くて短い葉柄がつきます。柿の葉にはビタミンやミネラルが豊富にふくまれ、健康への高い効果が認められています。柿の葉で作ったお茶は、 高血圧や動脈硬化予防のほか、潰瘍などによる内出血や痔の出血、鼻血、月経過多、眼底出血にも効果があるといわれています。
さらに漢方では、ヘタの部分にしゃっくり止めや夜尿症に効果があるとされています。
■PERSIMMON LEAVES HISTORY…
柿の原産地は東アジアです。その発祥は中国や朝鮮半島・日本などいろいろな説がありますが、現在日本で栽培されている柿は、1300年程前に中国からやってきた種と考えられています。
日本での柿の歴史は古く有史以前にさかのぼり、最古の柿の種は縄文時代の遺跡から発掘されました。また、当時の木簡の出土から、奈良時代には柿の栽培がなされていたようです。しかし、その頃はすべて渋柿だったため、現在のような生食というより干し柿や熟柿にして、主に祭祀のお供えに使っていたといわれています。
甘柿は鎌倉時代に渋柿の偶然の変異により誕生しました。甘柿の発祥の地は日本です。その後、江戸時代には品種改良も進み、およそ200種の品種が栽培されるようになりました。
そして、現在も伝わる柿の葉茶は、昔から健康茶として民間療法として伝わっています。紀元前2700年ごろに活躍したとされる古代中国の医学神、神農が柿の葉を食べたという記録が残っています。紀元前1世紀ごろの漢の時代に編纂された「神農本草経」にも記載があり、当時から一般的に浸透していたと考えられます。
■PERSIMMON LEAVES BEAUTY [活性系]
◎美白・美肌作用
◎脂肪分解作用
◎血圧調整作用
◎風邪予防作用
柿の葉に豊富に含まれるビタミンCは美白、美肌づくりに欠かせない栄養素です。ビタミンCにはシミやソバカスを抑える美白効果や肌の弾力を保つ効果があるといわれています。美肌づくりを目指すなら柿の葉を日常的に取り入れてみましょう。
また、成分のタンニンには、脂肪や油を分解する作用が認められています。また消化を助ける働きもあるといわれ、食べすぎたときにも柿の葉が役に立ちます。ダイエットにも上手に柿の葉をとりいいれてみてはいかがでしょうか。
そして、カリウムは、血圧を調整する効果がある栄養素といわれます。カリウムには体内のナトリウムを減少させる効果が認められており、血圧の調整につながります。また、豊富に含まれるタンニンやルチンも血圧を調整する働きがあることが認められている成分です。
ビタミンCが豊富で、レモンの約20倍ともいわれます。ビタミンCは免疫力を高める作用が認められており、風邪が気になる季節にケアに欠かせない栄養素のひとつです。通常ビタミンCは熱に弱いですが、柿の葉に含まれるビタミンCは熱に強いため、加熱しても壊れにくいのが大きな特徴です。
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