「自分の体を大切にしてほしい」- 明日わたしは柿の木へのぼる – 小林代表の想いとは?

社会派化粧品のご紹介
「明日わたしは柿の木へのぼる」Story

3月3日、弊社が承っている販売教育のセミナーの場で
「明日わたしは柿の木へのぼる」の代表様に
説明会を行っていただきました!

 

 

 – 左 / 小林味愛社長 ・ 右 / 暮部達夫社長 –

株式会社陽と人(ひとびと)
代表取締役 小林 味愛 様

 

 

– 経歴 –

東京都出身
5年間国家公務員として勤務し
その後、3年間コンサルティング会社に務める。
退職後、東京に住まいながら
福島県に株式会社陽と人(ひとびと) を設立。

 

 

 

公務員時代は早くても帰るのは夜中の2時をまわり、
ひどい時は3日間家にも帰らず
職場の床のダンボールに敷いて寝るような生活だった。

それが当たり前というような環境で
そうでなければ出世できないという時代。

25歳の時に結婚。
しかし忙しさは変わらず、ご主人と会うのは日曜日のお昼くらい。

激務から、身体に不調が現れる。
生理不順や婦人科系の疾患を患う。

気付かれないよう、お昼休みに婦人科へ通い
応急で処置をしてもらう。

 

そんな激務の中、彼女は気づきます。

 

デリケートゾーンケアを始めたきっかけ

そんな時に、自分を大切にしなければ本当の幸せになれないのではないか。

・・・そう気づいた、と言います。

そして、製品の開発途中、妊娠、出産を経験。

それを機にデリケートゾーンケアがさらに身近になったと言います。

小林さん自身、デリケートゾーンの冷え、そして乾燥で悩んでいた。

お風呂から上がって触ってみても氷のように冷たい時がある。
その時はまたお風呂に入る、を繰り返す。

意識するようになってからは、冬でもポカポカになった。

 

 

しかし、従来のフェミニンケア製品は輸入ものが多く、
香りがキツイものやベタつきが気になった。

日本人好みの爽やかな香りで、ベタつかず、
天然由来のオイルを絶対に作ろうと、と開発に乗り出します。

デリケートゾーンは弱酸性一般的な石鹸やソープだと洗浄力が強すぎること、
そして、他の皮膚に比べ約45倍の吸収率があること。

普通のナプキンをやめてオーガニックのナプキンに変えることによって
生理期間も短くなった。

 

 

今までの経験がデリケートゾーンケアブランドを
立ち上げるきっかけとなったのだ。

 

ブランドネームに込めた思い

女性にいろんな役割を求められる時代になりましたね。

働くこと、
結婚をすること、
出産をすること、

「ムーブメントを変えるのは大変だ」と小林代表は語る。

その中でもせめて1日に10秒でも自分の身体と向き合ってほしい。

 

彼女自身が自分の身体を気にかけてあげることで変化があった

世の女性にそんな時間を設けて欲しいと強く願っている。

 

そして自分の人生を自分で選ぶ選択していく・・・

 

 

「女性がもっと自由に」
生き生きと輝ける未来へ繋がる一翼を担えたら

 

そんな思いを
「わたしは/のぼる」の言葉に込めた、とのこと。

「のぼる」とは「うえを向いていこう」といった
決意表明のようなもの。

女性が選んでいくんだという意思。

また「柿の木にのぼる」なんて
おてんばでも、たまには子どもみたいなことをしてみても
「それも個性のひとつだからそんな自分も愛してね」
というメッセージでもあるそう。

「明日」
今日がいいかもしれないけど、
今日ではなく明日、心のゆとりを持って
という思いから付けられた。

 

福島県 「あんぽ柿」

– 干し柿との違い –

あんぽ柿水分量が50パーセントを占める。

その製造過程は、とても大変である。

柿の木は大きく、高いところまで実がつく。
大きな木の上まで登るのは年配の方には困難な作業だ。

 

 

そして苦労して収穫した柿の皮を
表面のみ手作業でピーラーで剥いていく。

 

 

この時期は夜中までの作業。腕が痛くなるほどだ。

そして剥いた柿にロープを一つ一つ通していく。

 

 

そして硫黄で燻蒸させることで綺麗なオレンジ色を保つ。

その後約1ヶ月干し、

そして綺麗なあんぽ柿になるそう。

 

 

しかしまだ出荷はできず手作業でひとつひとつ確認し

埃を落としていく。

最後に機械でのチェックを行ってやっと出荷される。

 

 

小売価格はおよそ一袋700円。

農家さんに支払われるのは1個高くて葯50円ほどだ。

大変な仕事・・・。

そんな時に少しでも農家さんに所得をあげてほしい。

何かできることはないかと考えた時に彼女は、柿の皮に目をつけた。

 

 

 

 

柿の皮は昔から食べられていた。

干して食べると味わい深い干し昆布のような風味になる。
栄養のある子供のおやつだった。

これが化粧品の成分にできればと考えた。
そこから3年間トライアンドエラーの連続。
試行錯誤の末にやっと完成したのだ。

 

 

福島の農業と子どもたちの未来に希望を

『明日 わたしは柿の木にのぼる』では
農家の方々が愛情をもって


育てた柿を少しでも無駄にすることの ないよう

これまでただ廃棄されるだけだった柿の皮を原料に採用。

 

 

少しでも農家の皆さんの所得を向上させること、
それによって地域で未来を担う子どもたちに
投資をしていくことを目指していると言います。

そして、その想いを知って手を差し伸べるのが
私たち「消費者」であること決して忘れてはいけないのです。

 

 

 

柿の皮にはこんな「エビデンス」がある

 

1. 柿の皮に含まれる、ポリフェノール含有量調査
これまでに「柿果皮」、「完熟柿」、「摘果柿」の3種類に
ついてポリフェノール量を検査しました。

その結果、柿果皮に最もポ
リフェノールが多く含まれていることがわかったため

柿果皮エキス
を採用しております。
* 2019年8~9月 フォーリンチオカルト法により試験実施。

 

2. 消臭成分低減効果
フェミニンミスト、フェミニンソープについて
消臭試験を行っております。

ミスト、ソープを使用後
アンモニア濃度(においの元)が急速に下がり、

消臭成分低減効果が確認されています。

 

3. 徹底した品質管理を行うファクトリーで製造

研究結果が証明する、確かな製品力。

 

 

ポリフェノール総量
ビタミンC総量
カキ果皮エキス
3,300mg / 100g
5mg / 100g
摘果柿果実エキス
1,000mg / 100g
2mg / 100g
完熟柿果実エキス
270mg / 100g
1mg / 100g

消臭効果がある原料に関しては、全てアイテムで同量であるため、
代表アイテムのミストと使用方法の異なるソープで試験を実施。

1993 年の創業以来、自然派化粧品の企画・ 開発・製造・販売を行う、
クレコス社の工場「KARATSU COSMETIC FACTORY (FACTO)」 (佐賀県唐津市)でつくられています。

 

 

植物由来のシンプル処方

1, 低刺激、肌をいたわる洗浄成分
健康な女性の膣内は弱酸性の PH 値(3.8~4.5)に保たれています。

しかし、生活リズムの乱れやストレスによってこの数値に変動が 出てしまい、
さまざまなトラブルが生じることも。

『明日 わたしは柿の木にのぼる』「フェミニン ウォッシュ」は、
肌と同じ弱酸性しみることもなくデリケートゾーンを優しく洗浄します。

 

出産後のケアとしてもおすすめです。

2, オイルでしっかりうるおい保湿

『明日 わたしは柿の木にのぼる』「フェミニンオイル」は、
植物由来の油を中心としたシンプル処方。

お産に向けた会陰マッサージお腹周りの保湿にもお使いいただけます。

毎日オイルマッサージをするのはハードルが高い、
という方にはオイルを塗るだけでもOK。

まずは保湿する習慣をつけましょう。

 

 

3, ムレやニオイはミストでスッキリ

下着やボトムスの締め付けや汗ばむ季節、
スポーツ後などに気になるのはデリケートゾーンのムレやニオイ。

そんな時は『明日わたしは柿 の木にのぼる』
「フェミニン ミスト」をシュッとスプレーしてください。

清潔さを保ち気分もリフレッシュできます。

 

平種無柿・蜂屋柿
平種無柿と蜂屋柿の果皮で抽出 したカキ果皮エキスとカキ果皮水を、
うるおいエキスとしてすべてのアイテムに使用。
古く から柿渋のタ ンニンはその 抗菌・消臭作用から「柿渋染め」 の染料などで 知られています。

 

 

年齢によっての悩み、目的。開発者が語る、使い方とは?

「明日わたしは柿の木にのぼる」
性別や年齢関係なく幅広く愛されている。

 

 

例えば
20~30代前半は冷え、生理不順、黒ずみ
30代後半~40代は不妊
40代後半~50代は更年期
60~70代は尿もれ など。

消臭の効果も高いので男性にも人気だ。

デリケートゾーンだけでなく足やワキ、頭、首や耳の後ろまで。

そして赤ちゃんも使用できる優しい処方なので
ウォッシュで必要な皮脂を守りながら身体を洗ったり、
ミストをオムツかぶれのおしりに使用したり
オムツに吹きかけたりと、使い方は様々。

また誕生日プレゼントや
出産後の奥様へのギフトとしても人気があるそう。

 

 

小林さんのデリケートケア法とは?

小林さんは毎日、入浴前にオイルを2プッシュ
デリケートゾーンに使用し湯船の中でマッサージをする。

 

 

そこで温度を確かめたり体調の変化を確認する。

とにかくきちんと保湿すること。血行を良くすることが大切だそう。

コットンにオイルを染み込ませ寝る前にショーツに引くと表面の保湿に。

生理中は使用しなくてもいいが表面のみの保湿はできる。

様々なデリケートゾーンの悩みにも。

黒ずみや生理周期の乱れ個人、個人で原因は様々。

ゆっくりと湯船に浸かって温める。
オイルを使ってマッサージをしてみる。
ミルクで保湿をする。
ウォッシュを使用して洗う。

 

 

フェミニンケアが日本の女性のもっと身近に根付きますように

日本の女性たちは、髪型やメイク、ネイルにはとっても気を使いますね。

しかしデリケートゾーンの正しいケア方法について知らない女性は本当に多い。

確かに親も先生も教えてくれないですね。なんだか気恥ずかしいから、触れちゃいけない雰囲気があったりね。

お肌と同じように、女性のデリケートゾーンにも変化があります。

乾燥している、赤みが増している、吹き出物がある、かゆみを感じる・・・

もっと自分に関心を持って、身体のサインに気づいてあげてね。

 

あなたの日常に、もっと身近にフェミニンケアを。

– わたしも実際に試してみて、その効果を体感している –

大切な部分だからこそないがしろにしない。
自分の身体と向き合う習慣をつけてみてほしい。

 

 

 

そして、

女性がもっと自由に、もっと幸せになってほしいと
優しい笑顔で小林さんは話す。

 

Ai Fujioka

ORGANIC MOTHER LIFE - Ethical House -にて、オーガニックビューティセラピストとして勤務しています。坂田と一緒に「Mais...

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