【BOTANICAL LIST】メリッサの美容効果 / MELISSA by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 活性系 –
「メリッサ」
■MELISSA EXTRACT
レモンバームとしても知られるメリッサ。古くから万能薬として重宝され『不老不死の薬』と言われていました。
香りは、レモンのような爽やかさと、ほんのり苦味、シソ科を感じさせるハーブ調の香りが特徴です。繊細かつデリケートな香りなので、少量で作用を発揮してくれるので、ブレンドなどの際には少量での使用に適しています。レモンのような香りはゲラニオールやリナロールといった成分の力で強い鎮静作用を持ち、心を穏やかにしてくれます。
また、蜜蜂が好むことから、ギリシア語の蜜蜂を表すmelittenaという言葉が名前の由来です。錬金術師のパラケルススはメリッサを若返りの薬としました。
そして、メリッサはシソ科の多年草です。ヨーロッパが原産で、草丈は30~60cmほどです。白、ピンク、黄色の小さい花を咲かせます。この植物の栽培は比較的難しくないのでよく育ちますが、精油の抽出においては5トンの葉から1Lの精油しか取れず稀少で高価の精油とされています。
■MELISSA HISTORY…
ギリシア神話ではメリッセウス(蜜蜂男)の娘(メリッサ)が、蜂蜜を与えてゼウスを育て、その後アラブ人によって、強胃、強心、強壮作用のもった薬草であることを伝えられました。
ペダニウス・ディオスコリデスの「薬物誌」にサソリや毒グモの解毒剤として有効などと書かれています。
古代ローマの薬理植物学者であるプリニウスはメリッサには鎮痛、鎮静、創傷などの作用があるとしました。
11世紀ペルシャの医者、哲学者、科学者であるイブン・スィーナは自身の出版した『医学規範(カノン)』に「レモンバームは心を明るくし、陽気にさせる。さらに生気を強める」と記しています。
また、16世紀、スイスの医師パラケルススはメリッサから抽出した精油を『エリクシール(不老不死の妙薬)』と呼び、古くから薬効が注目されていたメリッサは活用されてきました。
■MELISSA BEAUTY [活性系]
◎抗炎症・抗ウイルス作用
◎解熱作用
◎抗うつ作用
◎鎮痛・抗菌作用
メリッサに含まれるゲレニオールやネラールなどには抗炎症、抗ウイルスなどの作用があり、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防におすすめです。炎症を抑え症状を緩和してくれるがでなく、免疫力を高めてくれることで花粉症などの発症も抑えてくれます。また、アトピー性の皮膚炎や蕁麻疹などへも作用してくれます。免疫刺激作用もあるので風邪を引きやすい時期に使用することで、呼吸器系を楽にしてくれます。
また、強い将来への不安や憂うつに効果的な香りです。感情の抑圧をして、混乱している心を穏やかにしてくれます。知性と感情のバランスをとってくれます。なかなか行動ができない人に背中を押してくれます。
また、気の滞りを解消し、冷やして落ち着かせる作用があります。そのため、消化不良や吐き気に効果的です。鎮静作用が頭痛、生理痛によく、落ちつかせる作用が不眠症にも効果的です。また、血管拡張作用があり高血圧症に有効です。
皮膚へは炎症を抑えたり、あざの治癒が期待できます。頭皮に関してはフケを防止するとも言われています。
鎮静、抗菌、抗炎症などの作用があり、お肌の炎症やトラブルにも働きかけてくれます。日焼けや虫刺され、ニキビなどのお肌のトラブルの痛みや痒みを鎮め、症状の悪化を防ぎます。
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