【BOTANICAL LIST】シコンの美容効果 / lithospermum-root by.ORGANIC MOTHER LIFE
– 鎮静系 –
「シコン」
■LITHOSPERMUM ROOT EXTRACT
絶滅危惧種“紫草(ムラサキ)”日本古来の植物、紫草(ムラサキ)の根、紫根(シコン)。はるか遠い昔から、肌荒れの漢方薬として親しまれきた植物です。
漢方薬では消炎、解熱、解毒剤として、日本では炎症、火傷などに外用薬として使用される紫雲膏の材料として使用されます。
根の部分である「紫根(シコン)」が紫色をしていることに由来する紫草は、古くから「冠位十二階位最高位」の「濃紫(こきむらさき)」の染料として用いられてきたほか、ヤケドや傷薬の特効薬として愛されてきました。
■LITHOSPERMUM ROOT HISTORY…
紫根は、万葉時代から愛され、外用漢方薬に使われる生薬ですが、染料としても利用されてきました。そのことは日本にも古くから伝えられ、『続・東大寺正倉院文書』巻43の豊後国正税帳に紫草園の経営が記されています。
薬用としては、江戸期の華岡青洲がつくりだしたとされる「紫雲膏(しうんこう)」という外用薬や、漢方に湿疹や皮膚炎、貧血、疲労倦怠、痔の痛みに効果があるとされる「紫根牡蛎湯(しこんぼれいとう)」があります。
また、紫根には、和漢で使用される硬紫根と、主に染料に使用される軟紫根があります。
紫根を使った染物は、遣隋使によって日本に伝えられました。
ムラサキの栽培は奈良時代に日本で始まりましたが、紫色は天皇や貴族にしか許されない高貴な色であったため、厳しく管理されていました。
■LITHOSPERMUM ROOT BEAUTY [鎮静系]
◎抗炎症作用
◎抗菌作用
◎皮膚活性化作用
◎保湿作用
ムラサキの根を生薬とした紫根は、昔から患部の熱をとる作用があるとされ抗炎症作用や解熱、解毒作用を持つ生薬として外用に用いられ、また、紫根には炎症を抑える、発疹を治める、血行を改善する、傷の治りを良くするなどの作用があるため、古くから軟膏や化粧品の材料として広く利用されてきました。
皮膚のターンオーバーを正常化し、肌をきれいに保つ効果が期待できます。紫根は皮膚の新陳代謝を促し、古い肌の排出、新しい肌をつくり出すサポートをしてくれます。肌荒れなどのダメージを受けた皮膚を排出して、新しい皮膚がどんどん生み出されるので、肌トラブルのない美肌作りに役立ちます。
年齢とともに衰えがちな血行を促進し、シミ、くすみの改善や美白効果が期待できます。シミやくすみの原因は、角質に残っているメラニン色素によるものです。紫根の作用で血行やターンオーバーが活発になると、角質に残ったメラニン色素を表皮まで押し上げて排出する働きも活発になります。
このように紫根には血行やターンオーバーを促進する作用に優れ、肌トラブルを改善したり、健康的な美肌を保つ効果が期待されています。
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